「ダイナミックミッション」システムで「大軍 vs 大軍」を実感せよ――エースコンバット6 解放への戦火(1/2 ページ)
次世代機で描かれる「大軍 vs 大軍」の世界。今回は、大規模戦場でエースパイロットの気分にひたらせてくれる「ダイナミックミッション」システムについて解説していこう。
砲火入り乱れる壮絶な「大軍 vs 大軍」の大戦場
1つのミッションの中で複数の戦闘作戦が同時進行し、敵味方の大軍が広範囲の戦場全体で激突する。そして作戦を攻略する順番によって、戦場の展開があたかも本当の現代戦のように劇的に変化する。これがすべて、途中のロードやマップの切り替えなしに、連続した1つの大戦場としてプレイできる――。あたかも生きているような、リアルで変化に富んだ大規模戦場でのエースパイロット気分にひたれるのが、次世代機で初めて実現できた「ダイナミックミッション」システムだ。
実際の現代戦では、敵味方ともに空軍・陸軍・海軍の大量の部隊が戦場に展開し、各部隊がそれぞれ異なる作戦目標を与えられて一斉に行動する。そして各部隊の作戦が成功したか失敗したかによって、戦場の展開は変化していく。この現代の大規模な集団戦闘を再現するため、「エースコンバット6 解放への戦火」(以下、エースコンバット6)では、陸海空の大量の敵味方部隊を次世代機の演算性能を駆使して同時に制御。それぞれの部隊に異なった作戦行動を一斉に行わせている。これにより、1つのミッションの中で複数の作戦(オペレーション)が同時に進行し、広大な戦場のあちこちで敵味方が激突することになる。
なお、1つのミッションの中では、3〜6個のオペレーションが同時進行している。どのオペレーションに最初に参加するかはプレーヤー次第。1つのオペレーションをクリアしても他の場所では戦闘は続いているので、プレーヤーはさらに次のオペレーションを選択し、敵味方が激しく戦っている中に飛び込んでいくことが可能だ。
なお、全てのオペレーションをクリアする必要はない。決められた数のオペレーションをクリアすると、その戦場で味方軍が勝利したことになり、ミッションクリアとなっている。また、「ダイナミックミッション」システムではない、従来のような1つの任務をクリアする形式のミッションも用意されている。
ダイナミックミッションの例
例として、A:敵長距離砲部隊の撃破、B:味方飛行場の防衛、C:味方レーダーへの空爆阻止という3つのオペレーションが用意されている場合、このどれか1つが遊離になった状態なら、まだクリアしていない次のミッションを選択して、進んでいけるわけだ。
そして決められた数のオペレーションをクリアすると、ミッションクリアとなる。
「生きている戦場」を再現する、実戦さながらの多彩でユニークなオペレーションの数々
「ダイナミックミッション」の中では、多種多様なオペレーションが用意されている。敵戦闘機部隊を撃破する、敵戦車部隊を攻撃するといったオーソドックスなオペレーションもあれば、一風変わったオペレーションも存在するとのこと。1つのオペレーションをクリアすると、そのオペレーションの特徴に応じて、実戦さながらにそれ以降の戦場の様子がダイナミックに変化していくのだ。
例1
敵の発電施設を破壊するオペレーションを成功させれば、電力供給がストップして、敵施設の反撃能力が低下する。
例2
敵飛行場を制圧しようとする味方ヘリ部隊護衛のオペレーションを成功させれば、味方軍がその飛行場を利用することができるようになる。プレーヤーも、その飛行場で武器の補給・交換や、ダメージの回復を行うことができるようになる。
なお今回は、マップの切り替えなしに、戦闘の真っ最中でも友軍の飛行場に離着陸できるのだ。
例3
強力なレーダーとコンピューターを搭載する「電子支援機」を護衛するオペレーションを成功させれば、プレーヤーを含めて付近の味方部隊の戦闘力が上がり、有利に戦うことができるようになる。
また、プレーヤーがオペレーションを成功させると、そのオペレーションに参加していたさまざまな種類の味方部隊によって、“次世代機だからこそできる、空の集団戦”を盛り上げる仕組みも用意されているとか。詳しくは次回に紹介する「支援要請」にてご紹介していこう。
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