初心者に優しくなったとウワサの「新生R.O.H.A.N」を、試しに遊んでみました:「新生R.O.H.A.N」レビュー(1/2 ページ)
2006年11月に正式サービスを開始したMMORPG「R.O.H.A.N」は、4月26日から「新生R.O.H.A.N」として生まれ変わり、現在はフリーテスト中だ。どれほど生まれ変わったのか、プレイして確かめてみました。
そもそも「新生R.O.H.A.N」とは何じゃい!
MMORPGとしてサービスインした「Renaissance of Human and Nature(R.O.H.A.N)」が、現在無料で遊べるフリーテストを行っている。「R.O.H.A.N」と言えば、装備品の装備可能レベルの制限を引き下げるレベルダウン・エンチャント・システムほか、既存のMMORPGにはなかったシステムで話題になったタイトルだ。
そんな「R.O.H.A.N」だが、いったん課金サービスを停止。ユーザーから不評だった部分を改善して、日本向けかつ日本独自の「新生R.O.H.A.N」を作っていこうというルートマップを描いている。今回のフリーテストも、その改良によるものだ。
正式サービスが始まってから課金サービスを止めるというのは、なかなかできることではない。フリーテスト前には、8573人のユーザーに直筆のポストカードを送付するなど、並々ならぬ意気込みを感じる。筆者はレベルこそ低いものの「R.O.H.A.N」をβテストからプレイしていたので、フリーテストには期待していた。というわけで早速新キャラを作成し、プレイを開始!
和風のアイテムがそこかしこに鎮座
旧「R.O.H.A.N」と「新生R.O.H.A.N」との違いを比較するため、キャラクターは筆者が以前育てていた種族と同じヒューマンで作成。キャラメイク時に選べる項目は“種族”に“髪型”、“容姿”と、以前と同じ。ただし、背景グラフィックは変わっており、ちょっぴり新鮮な感じを受けた。そんなこんなでキャラを作り、「R.O.H.A.N」の世界に降り立ってみる。フィールドそのものは以前と同じだが、ヒューマンの拠点都市であるアインホルンに入ってみると、あちこちに日本風の飾りが備え付けられており、街の雰囲気は以前と変わっていた。アイテムを預けられる金庫NPCの近くには、なぜだか招き猫のオブジェクトが置かれている。「かわいいことはかわいいけど、なぜこんなところに……」というのが率直な第一印象だった。
アインホルンのほかにも、5つある各種族の村を見て回ったところ、招き猫のほか、提灯と鯉のぼりの3種類の日本風の飾りがあるようだ。やや少ないようにも感じられるが、日本向けに動き出した第一歩としては丁度よいと思う。元々「R.O.H.A.N」の世界観がファンタジー世界として作り上げられているので、いきなりすべてが日本風になってしまうと、筆者が招き猫に感じたように既存プレーヤーは違和感を抱いてしまうだろう。徐々に日本風要素を追加していくという方針は正解なのかもしれない。
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