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テーマは「つながって、ひろがって、世界へ。」に決定――「東京ゲームショウ2007」

2007年9月20日〜23日に幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」のテーマが発表された。今年から4日間での開催となり、より国際的なトレードショウとしての意味合いを強く押しだしている。

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 コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)は、今年9月20日(木)から9月23日(日)に千葉県の幕張メッセで開催される「東京ゲームショウ2007」のテーマを、「つながって、ひろがって、世界へ。」に決定した。

 今年はビジネスデイを2日間に拡大した「東京ゲームショウ2007」では本テーマのもと、より国際的なトレードショウとしての機能を強化していくとしている。その一環として、本年より開催される「JAPAN 国際コンテンツフェスティバル<CoFesta>」のオフィシャルイベントとして、国内外へ広く日本発のコンテンツをPRするとともに、数多くのコンテンツに触れる機会を提供していくとしている。現状、出展社数160社、出展小間数1550小間、来場者数18万人を目標としている。

 ちなみに、「JAPAN 国際コンテンツフェスティバル<CoFesta>」とは、官民が合同で開催する、ゲーム、アニメ、マンガ、音楽、放送、映画等の各分野のマーケット・イベントの総称である。既存のイベントの開催時期を近接させて相乗効果を図るとともに、新規イベントの立ち上げも予定しており、日本の各分野におけるコンテンツを全世界に向けて発信し、世界中の関係者が一度に多数の日本産コンテンツに触れる機会を提供すること、および人材交流やビジネス創出などを目的としている。これは昨年、経済産業省の主導で、東京ゲームショウおよび東京国際映画祭、東京国際アニメフェアといったイベントを総合的にとりまとめ「国際コンテンツカーニバル」とする構想が実現したもの。

 CESAは、今年のテーマが「つながって、ひろがって、世界へ。」に決まったことについて、パソコンをはじめ、家庭用ゲーム機、携帯型ゲーム機、携帯電話など、すべてのコンピュータエンターテインメント機器がネットワーク機能によって互いに結ばれるようになり、ユーザーがネットを介して年齢も性別も国境も飛び越えたネットの先の誰かと“遊ぶ”時代が到来したと説明。「ゲームと人のネットワークが有機的な結合が生み出す新たな可能性をテーマとして表現した」としている。

 世界中のゲーム業界関係者が一堂に会する「東京ゲームショウ」では、史上初となる4日間での開催となる。ビジネスの場においてだけでなく、この展示会で世界中の人々がゲームを介して結ばれる場となり、新たな可能性を生み出す場となるよう、テーマにはその希望が込められている。

写真は昨年の東京ゲームショウ2006の様子

 今年は、ゲーム産業のBtoB関連企業を中心としたビジネスソリューションコーナーが新設。開発ツールやミドルウェア以外に、ゲームベンチャー企業や、ゲームキャラクターなどを活用するライセンシングビジネスの紹介などにも対応している。また、ベンチャー支援制度や、ゲームビジネス向けファイナンス手法を紹介するコーナーも設置予定だ。

  • 「東京ゲームショウ2007」
  • 主催:社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
  • 共催:日経BP社
  • 後援:経済産業省(予定)
  • 会期:2007年9月20日(木)〜23日(日)(20日、21日はビジネスデイ。22日、23日は一般公開日でともに午前10時〜午後5時まで)
  • 会場:幕張メッセ
  • 入場料:一般(中学生以上)前売り1000円/当日1200円、小学生以下無料

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