石井めぐるデザインアイテム発表会のち、めぐると巡る「メイプルストーリー」
ネクソンジャパンはMMORPG「メイプルストーリー」のCMに出演する石井めぐるさんを招いて、彼女がデザインしたアイテムの発表会を開催。ID登録数が150万を突破したことなどを発表した。
「メイプルストーリー」ID登録数150万突破
ネクソンジャパンは6月2日、オンラインRPG「メイプルストーリー」のCMに出演しているグラビアアイドルの石井めぐるさんを招いた「メイプルストーリー 石井めぐるデザインアイテム発表会」を開催した。
これは、めぐるさん自身がデザインしたゲームアイテムを先着200名のユーザー限定のもと行われるオンラインゲームイベント内で発表するというもの。それに先駆けメディアを集めて、デザインするに至った経緯などを説明してくれた。
「メイプルストーリー」は、この度ID登録数が150万をめでたく突破した。ネクソンジャパンマーケティング部マーケティングチームの島嵜直樹氏は、石井めぐるさんが出演するテレビCMの影響も大きかったと説明する。
本作は横スクロールタイプのオンラインアクションゲームで、アバター方式を採用したさまざまな島や村でキノコやブタといった可愛らしいモンスターと格闘するMMORPG。現在、アジア・北米・ヨーロッパの58カ国でサービスを展開しており、各国に合わせたローカライズが好評で、全世界でおよそ5000万人以上の会員数を誇っている。韓国では会員数1400万人を記録しており、まさに国民的タイトルとして認知されている。日本では、18歳以下のユーザーが70%を超え、小・中学生を中心とした年齢層が占めているのが特徴だ。2005年12月に100万IDを突破し、わずか半年でさらに50万人を獲得したことになる。
今回の発表会は、3部構成になっており、まずメディア向けにデザインアイテムの発表を行い、次にオンラインゲーム内イベントとして「メイプルストーリー 石井めぐるデザインアイテム発表会」を開催。そして、発表したデザインアイテムに着替えためぐるさんとゲーム内を巡るという「めぐると巡る!メイプルストーリー」が催されることになっていた。
石井めぐるさんがデザインしたゲーム内アイテムは、CM撮影中の休憩時間でのイタズラ書きに端を発すると前出の島嵜氏は明かす。めぐるさんがなんの気なしに「アイテムなんかになればいいですよねぇ」と発言してしまったのをスタッフは聞き逃さなかったのだそうだ。めぐるさん自身も「画才がなくて」と我々に発表した直筆のデザインアイテム案(イタズラ書き)は、確かに上手とはいえない(失礼)ウサギのようなキャラクターが描かれていた。
これを元にデザイナーは可愛らしいデザインアイテムを製作し、こうしてこの場で発表することができたとのこと。モチーフはずばり「ハート」で、飼っているウサギのアレンジも施されているのが特徴だ。ちなみに帽子のところにあるMのマークにもハートがあしらわれている。こちらのMは、メイプルストーリーのMとめぐるのMをかけているのだそうだ。
それぞれ「めぐる帽子」、「めぐるステッキ」、そして「めぐるのにんじん」として、アイテムに加わることになる。帽子はギルティアンにウサギの耳をつけたような形をしており、ステッキを振ると大小さまざまなハートが飛び出すエフェクトが付いている。
アイテムデザインは初めての経験だっためぐるさんは、その後行われたオンライン内イベントでの200名限定発表会で、ユーザーからの温かい歓声をもらい、「かわいい」や「ほしい!」といったコメントにやっと安心できたと語っていた。
このオンライン発表会では高台にいるめぐるさんのアバターが、デザインしたアイテムに変身してみせて発表するという形態。50人ずつ、計4回行われたのだが、すべての回で概ね好評で、一緒にジャンプしてみたり伏せてみたりと、ユーザーと触れあう姿が笑いを誘っていた。
続いて行われた「めぐると巡る!メイプルストーリー」は、めぐるさんと一緒にビクトリアアイランドを一周するというもの。時々、めぐるさんやGMたちが落としていく「めぐるのにんじん」を拾った方には、のちほどめぐるオリジナルデザインのアイテムが贈られるというおまけ付きだ。
こちらのイベントに参加しようと2時間前から待っていたファンもいたようで、開始時間前の「ぷらむ」サーバー10chのヘネシスタクシー前は、大渋滞が起こっていた。その数にめぐるさんも思わず「すごい」と絶句するほどで、めぐるさんが登場するやいなや「にんじんをくれ」の大合唱が起きていた。
ビクトリアアイランドを1周する間にも強力な敵が立ちはだかったりと、何度かめぐるさんを含め、何人かのユーザーが力尽きてしまってはいたが、大混雑を起こすほどの人数には歯が立たずに、敵が瞬殺されていく場面が続く。めぐるさんも慣れない手つきで会話を楽しみながら、所々でにんじんを配ってまわっていた。
イベントを終えためぐるさんは、「少人数でのチャットは経験があったが、あんなにも多くのユーザーを対象にしたことはなく、メッセージを見ながらキーボートに打ち込む作業が大変だった」と振り返る。「オンライン内イベントでは、エフェクトで攻撃されたり、こちらからの呼びかけに応えてくれたりとユーザーとの交流が楽しかったです。顔が見えないのに、すぐに返事があったりして」と、現実にはそこにいないユーザーとの触れあいが面白かったと笑顔を見せる。以前は自宅にPCがなかったので、遊ぶとしたら事務所でしかできなかったが、やっと最近入手したので、家でも遊んでみたいとますます本作の魅力に引き込まれたとコメントしてくれた。
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