おりがみの時代来る? 古きを学び新しきを知る――「見ながら折れる DSおりがみ」体験イベントリポート
8月8日、TDKコアは8月9日の発売を記念して、ニンテンドーDS専用ソフト「見ながら折れる DSおりがみ」の体験イベントを東京・お茶の水の「おりがみ会館」で開催した。イベントには“おり神さま”も降臨!
「8月8日、はれ――。きょうは、おりがみをしに、おちゃのみずに行きました。にんてんどーでぃーえすにおしえてもらって、おりがみをしました。たのしかったです。とちゅう、かみさまにも会えたのでよかったです」
と、夏休みの日記帳に書いたかどうかは分からないが、本日8月8日、TDKコアは8月9日の発売を記念して、100種類もの折り紙が音声とアニメのナビゲーションで誰でもかんたんに折れるようになるニンテンドーDS専用ソフト「見ながら折れる DSおりがみ」の体験イベントを東京・お茶の水の「おりがみ会館」で開催した。
小林氏は、自身が創作した折り紙を披露。赤い色の折り紙をやおら取り出すと、折り紙に目線を落とすことなく手先の感覚だけで折っていく。小林氏は、「外国の人に折り紙を説明する時、鶴とかを折っても面白くない。そういう時は、即興でこれを折るんです。なかなか評判いいんですよ」と笑いながら、人間の唇を折り上げた。さすが、おり神さま!
本イベントは、難しいおりがみも簡単に折れるようになる、ニンテンドーDS初の「おりがみ」ソフトを、心ゆくまで堪能できるというもの。材料費および参加費は無料となっていた。イベント当日には、「DSおりがみ」の推薦者でもあり、“おり神さま”との異名を持つおりがみ会館館長の小林一夫氏も降臨された。ありがたやありがたや。
イベントは開始間際にいきなり親子たちが大挙して押し寄せ、狭いとはいえ会場に用意された席はあっという間に埋まってしまった。子供たちは指導を受けながらも、ニンテンドーDSを片手に「DSおりがみ」の指示するとおりに希望のものに折り込んでいく。
本作は鶴や朝顔などおなじみの折り紙から、ペンギンの親子やライオンなどちょっと複雑なものまで、約100種類の多彩なおりがみが収録されている。子供たちは黙々と折り紙をする姿は、古きよき伝統もまだまだ捨てたもんじゃないと実感させるには十分だった。あまりにも集中しすぎて、おり神さまである小林氏が話していても一心不乱に取り組んでいたのが印象的だった。これには小林氏も「これがあると先生、必要なくなっちゃうな」と苦笑いしていた。
親子たちは入れ替わり立ち替わり会場にやってきては「DSおりがみ」と折り紙そのものの楽しさを体験できたようだった。
- 日時:8月8日(水)
- 場所:おりがみ会館 中二階・展示場(東京都文京区湯島1-7-14)
- 時間:午前11時30分〜午後4時(予定)
「見ながら折れる DSおりがみ」 | |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | 折り紙ナビゲーション |
発売日 | 2007年8月9日 |
価格(税込) | 3990円 |
プレイ人数 | 1人 |
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TDKコアは、おりがみの折り方をアニメーションで見ることができるナビゲーションソフトを8月9日に発売する。価格は税込み3990円。
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