石原さとみさんもクイズに興じる――第45回アミューズメントマシンショー開幕(1/2 ページ)
9月13日〜15日の3日間、幕張メッセで第45回アミューズメントマシンショーが開催されている。今年も大型筐体は堅調なれど、どうやらちょっとひと味加えたものが多い様子。
9月13日(木)から15日(土)の期間中、千葉県幕張メッセで開催される第45回アミューズメントマシンショー(以下、AMショー)の幕が開いた。今年は3日間中、13日と14日がビジネスデー、そして15日が一般公開日となっている。
テーマは昨年から変更された「遊びの未来へようこそ!」。幕張メッセの4〜6ホールを使用し、昨年と同じく53社の出展社がブースをかまえる。会場はアーケードゾーン、ファミリーゾーン、景品ゾーン、関連ゾーン、出版ゾーンの5つに分けられ、最新のアミューズメントマシンから周辺関連商品まで約2000点が展示されている。
今年はビデオゲームのネットワーク対応がさらに加速し進化。各社とも多人数プレイを可能としたコミュニケーションが図れるゲームが増加傾向なようだ。さらに女性層やファミリー層を意識したメダルゲーム機やプライズゲーム機がますます充実してきたという印象。では、主なメーカーブースの様子を紹介しよう。
最大規模での出展、大型筐体で圧倒――セガ
今年も最大の小間数を確保しての出展となったセガブースでは、2008年稼働予定の「DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rush」を一番目立つところに設置。11月稼働予定の「Quest of D The Battle Kingdom」や今冬稼働予定の「WORLD CLUB Champion Football Intercontinental Clubs 2006-2007」などのビデオゲームのほかに、大型のメダルプッシャーゲームとなる「GALILEO FACTORY」などが目に付いた。
すでに稼働中のネットワーク対戦クイズ「Answer×Answer」では、早くもバージョンアップがはかられ、10月6日(土)から10月8日(月)までの3日間、期間限定でスペシャルジャンル「ディズニー・チャンネルプレゼンツ“ディズニー”」も開催されると発表。これは、10月13日(土)に予定されている「ハイスクール・ミュージカル2」のディズニー・チャンネルでの放送を記念して行われるもので、「Answer×Answer」のスペシャルジャンル機能を利用して行われるとのこと。ビジネスデーの初日となる13日には、女優で本年のセガイメージキャラクターに就任している石原さとみさんも会場に駆けつけ、スペシャルステージで「Answer×Answer」に挑戦するというイベントも開催された。
「DERBY OWNERS CLUB 2008 feel the rush」
マルチサテライトでの多人数同時対戦や、カードを利用したデータ保存など、新規要素を打ち出したシリーズ最新作。基本的なシステムは踏襲されて、レースもボタンを叩くだけと変わらない。ただし、前作の「ムチ」ボタン「抑え」ボタンに、「追い」ボタンが追加されており、レース中の細かい操作に対応したのが特徴となっている。
本作では2種類のICカードを採用し、「馬カード」に加え、各種記録を行う「オーナーカード」が導入されている。基板を「LINDBERGH」とし、ALL.Netにも対応する。2008年稼働予定。
「Quest of D The Battle Kingdom」
ネットワーク対応カードアクションロールプレイングゲーム「Quest of D」の最新作。新たに全国のプレーヤーと最大4人まで対戦することができる「VSモード」が搭載されている。また、戦士の上位職業「蛮族」、魔法使いの上位職業「黒魔術師」、僧侶の上位職業「武闘家」、盗賊の上位職業「狩人」などが追加。さらに「エルフ(男)」と「ノーム」の2種族が参加している。
他にも装備品を生み出す新システムや、強力なDフォースカードスキルを習得スキル化することができる機能などを追加。シナリオプレイモードに3つ、協力プレイモードに3つ、さらにイベントダンジョンの追加に加え、前述したVSモード専用ダンジョンを用意し、計20以上のダンジョンを新規に追加しているとのこと。基板は「Chihiro」。2007年11月稼働予定だ。
「SEGA-RaceTV」
TV中継型のポップでアメリカンなドライブゲーム。レース展開が実況中継によってリアルタイムに解説され、臨場感を盛り上げてくれる。レースでは巨大なハンマーや大ジャンプ台など、テレビ番組の特徴を活かしたトラップが設置されており、駆け引きに利用することも可能。筐体に装備された「ブーストボタン」が光るとブースト可能なサインで、これを使用すると急加速しライバルたちを蹴散らすことも可能だ。とはいえ、無茶は禁物。しっかりクルマのダメージ表現も盛り込まれており、走行に問題はないにしろ、激突を繰り返すと自機がボロボロに破壊されていく。
店舗内で同時に最大4人まで対戦可能。ステージクリア型のシングルプレイも選択可能だ。2008年稼働予定。
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