新作をどどんとご紹介。もちろんプレイアブルもあります――マーベラスエンターテイメント発表会:東京ゲームショウ2007(1/3 ページ)
東京ゲームショウ2007のマーベラスエンターテイメントブースで、これから発売される同社の新作タイトル5作品の発表会が開催された。プレイアブルも用意されているタイトルも。
「マーベラスエンターテイメント TGS2007 新作発表会」と題したこの発表会で紹介されたのは、Wii「朧村正妖刀伝(仮)」(おぼろむらまさようとうでん)、PSP「ヴァルハラナイツ2」、プレイステーション 3/Xbox 360「レイニーウッズ -RAINYWOODS-」、ニンテンドーDS「ルクス・ペイン」、ニンテンドーDS「ルミナスアーク2 ウィル」の5タイトルだ。
「朧村正妖刀伝(仮)」
Wii版「朧村正妖刀伝(仮)」では、プロデューサーを務めるマーベラスエンターテイメントのはしもとよしふみ氏が登場。ゲームの魅力について紹介した。
「絢爛絵巻和風アクションRPG」というジャンルのこのタイトルだが、はしもと氏は「“和”のテイストを盛り込んだファンタジーを作りたかった」と語る。Wii対応の本作だが、Wiiリモコンとヌンチャクを使って操作。アクションRPGなので、通常はアナログコントローラーやボタンを使うのだが、「必殺技を決めるときにはWiiリモコンを振って忍者になりきってください」(はしもと氏)。
「日本の良さというか、これまでは西洋のファンタジーが多かったが、和のファンタジーはあまりなかった。日本でしか出せない、和の良さを楽しんでほしい」(はしもと氏)。
本作の発売日および価格は未定だが、今後の情報に期待したい。
「ヴァルハラナイツ2」
「ヴァルハラナイツ2」は、シナリオを「ファイナルファンタジーXII」や「新訳聖剣伝説」を担当した生田美話さん、サウンドを「ファイナルファンタジーXII」、「ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン」などを担当した中岡将二郎さん、そして企画監修は「ファイナルファンタジーVII」や前作「ヴァルハラナイツ」を担当した吉岡加寿彦さんが務めるという、豪華なスタッフにより作成されるアクションRPGだ。
発表会にはK2の児玉光生代表取締役社長、生田美話さんに加えて、プロデューサーを務めるマーベラスエンターテイメントの大渕善久氏が登場した。
「ヴァルハラナイツ」との違いについて児玉氏は「システム自体がかなりパワーアップしています」と語る。これまで以上に自分好みのキャラクターを作れるようになっているほか、さらにやりこみ要素も増えているとか。「前作でウケたところでもあるので、そのあたりはより深く表現しました。ただし敷居が高くならないように、やりすぎず、遊びやすくというところも考えています」(児玉氏)。生田さんは「生きざま」というところに注目して今回のストーリーを作り上げたとのこと。大渕氏は「児玉さん、生田さん、中岡さん、吉岡さんという強力なメンバーで開発しています。やりこみ要素をたっぷり用意した作品に仕上げていますので、期待していてください」と語った。
「ヴァルハラナイツ2」は2008年春のリリース予定。
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