新作をどどんとご紹介。もちろんプレイアブルもあります――マーベラスエンターテイメント発表会:東京ゲームショウ2007(3/3 ページ)
東京ゲームショウ2007のマーベラスエンターテイメントブースで、これから発売される同社の新作タイトル5作品の発表会が開催された。プレイアブルも用意されているタイトルも。
「LUX-PAIN[ルクス・ペイン]」
「LUX-PAIN[ルクス・ペイン]」(以下、ルクス・ペイン)はニンテンドーDSで発売される伝奇ジュブナイル・アクティブアドベンチャー。「残酷な天使のテーゼ」で有名な高橋洋子さんが主題歌を歌い、音楽を担当するのは伊藤賢治さんと鈴木康行さん。「ルクス・ペイン」を紹介したのは、キラウェアの山尾和浩代表取締役と、エグゼクティブプロデューサーであるマーベラスエンターテイメント 水谷英之氏とプロデューサーの飛塚剛氏。
山尾氏は「独特の、凝ったシステムを持ったアドベンチャーを作りたいと思った。そうなるとキャラクターの表現やクオリティなど、さまざまな要素を考えたときに、据え置き型で作りたいところではあった。しかし本作には、上の画面で状況を把握しながら、下の画面で画面をスクラッチしながら心を読むという『Σシステム』が搭載されているが、を実現するためには、ニンテンドーDSという制限のあるハードの方がチャレンジしがいがあると思った」と語る。
水谷氏は「世界には謎はなく、人の心が謎を生み出す、という言葉があるが、ニンテンドーDSの2画面を使って人の心の謎を解くアドベンチャーに期待してほしい」と最後に語った。
本作は今冬発売予定。試遊台もマーベラスエンターテイメントブースには用意されているので、東京ゲームショウ2007に行ったときにはプレイしてみてはいかがだろうか。
「ルミナスアーク2 ウィル」
「ルミナスアーク2 ウィル」は、今年2月に発売された「ルミナスアーク」の続編。水谷シリーズプロデューサーと、中野魅プロデューサーが紹介した。
水谷氏によると「前作はキャラクターとシミュレーションパートを高いレベルで融合させた、新しいシミュレーションRPGを作ろうと思って制作したソフト。本作は、より自分の中野物語を広げてもらうために、“選択”をキーワードにすべてのものを見直した」そうだ。物語が分岐することで、自分が選んだことによって欠落した物語もあるし、選んだことによって展開されるストーリーが展開される。“選択”の部分については、前作の反省も含めて、より便利なタッチペン操作ができるシステムを構築し直したそうだ。
「前作以上に個性的なキャラクターが用意されているが、主人公であるロランと、敵である魔女・ファティマの性格が、物語の根幹を作っている」と中野氏。キャラクターたちが思い悩みながら、運命を選択していくことになる。
「ルミナスアーク2 ウィル」は今冬発売予定。同社ブースには試遊台も用意されている。
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