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見れば分かる! その簡潔なまでの新作発表会に豪華ゲスト集う――「アクティビジョン カンファレンス 2007」東京ゲームショウ2007(1/2 ページ)

9月21日、アクティビジョンは今冬までに日本で発売される4タイトルの新作発表会を、水泳選手の北島康介さんをはじめ、ゲームが昔から大好きな山本モナさんら豪華ゲスト陣を招いて催された。

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豪華ゲスト陣がそろい踏み

 アクティビジョンは、今秋から今冬にかけて日本市場に投入される新作4タイトルの発表会の場として、幕張メッセで開催されている東京ゲームショウと時を同じくしてホテルニューオータニ幕張において「アクティビジョン カンファレンス 2007」を行った。

 カンファレンスでは新作4本の紹介とデモンストレーションのほか、各タイトルに造詣の深いスペシャルゲストが招かれた。発表されたタイトルは「コール オブ デューティ 4:モダン・ウォーフェア」(以下、COD4)、「スパイダーマン 3」、「ギターヒーローIII レンジェンド オブ ロック」(以下、GHIII)、そして「トランスフォーマー」。

 「COD4」では開発会社INFINITY WARDのスタジオヘッド・Grant Collier氏がプレイステーション 3の実機でのデモンストレーションを披露。「スパイダーマン 3」では世界競泳2007男子100メートル平泳ぎ優勝の競泳選手の北島康介さんが登場し、「GHIII」では開発会社RedOctane担当者によるデモのほか、ギターリストのマーティ・フリードマン氏とROLLY氏がギターのライブパフォーマンスを披露。さらに「トランスフォーマー」ではタレントの山本モナさんが登場し、ゲームへの愛情を訴えた。

世界で一番のパブリッシャーとなったと立山氏。事実、北米では圧倒的な販売実績を上げている

 最初に登壇したアクティビジョン代表取締役社長 立山善朗氏は、「スパイダーマン 3」を皮切りに今秋以降に4作品以上を日本の市場に投入していくことを明かし、パブリッシャーとして弾みを付けたいと挨拶。幅広いユーザー層に向け、例えば「スパイダーマン 3」であれば、映画のゲームということでバイリンガル仕様とし、映画ファンへのアプローチにも余念がない。また逆輸入という形になった「トランスフォーマー」は箱庭系のゲーマーズゲームとして、「GHIII」も高齢者から低学年までユーザー層の広がりを感じさせるタイトルへと成長、そして「COD4」は映像のリアルさに震えることだろうと、自社のタイトルへの絶対の自信を表明した。

 「次世代機の登場やインタフェースの斬新さでユーザー数が増加していることをうれしく思っています。ネットワークの環境も整い、ダウンロードで新たなコンテンツを配信できるなど、プロダクトのライフサイクルが長くなっていることを歓迎しています。こうした傾向は加速していくと思われ、我々はこれからも世界的なプレゼンスを持ち、競争力を高め、ユーザーに遊んでもらえるタイトルを多く出したいと考えています」(立山氏)

会場にはブラックスパイダーマンも鎮座

 カンファレンスは豪華ゲストが駆けつけ華やかなものに。細かい仕様やゲーム内容を説明するというよりも、プレイステーション 3の能力を引き出して描写される、その圧倒的なビジュアルを見せるということに注力していたようだ。それはまさに「見れば分かる!」と言わんばかりのもので、事実、かゆいところにまで手が届く、極めて繊細かつリアルな世界を確認することができた。東京ゲームショウのSCEブースでは、「スパイダーマン3」と「トランスフォーマー」がプレイアブル出展されている。一般日にぜひ手に取って遊んでみてもらいたい。


北島康介選手はスパイダーマンと一緒で、スイミングスーツに着替えると戦闘意欲が沸くと親近感を抱いているとのこと。もし、スパイダーマンになれたなら? という質問には、できることはすべてやってみたいのだそうだ。「ただし、マスクだけは息苦しいので外したいですね」
マーティ・フリードマンさんとROLLYさんがセッション。マーティさんはアメリカのROCKが再現されていて懐かしいと感心しきり。ROLLYさんも衣裳なんかも着込んでおじいちゃんおばあちゃんとかプレイしてくれたらかっこいいとオススメする

山本モナさんは昔からゲームが大好きで、一時はまっていたとか。トランスフォーマーはまるで映画を観ているような、かつそこにいるかのような感覚になるとの感想
北島さんはスパイダーマン3ということで、蜘蛛の糸をまき散らして登場
専用ギターコントローラを持って改めてポーズをきめるサービス精神旺盛な2人

「コール オブ デューティ 4:モダン・ウォーフェア」

INFINITY WARDのスタジオヘッド・Grant Collier氏が質疑応答にも答えてくれた

 「コール オブ デューティ」シリーズといえば第2次世界大戦下の戦場が舞台となっていたが、最新作では現代に時間を進めている。前述したINFINITY WARDのGrant Collier氏は、元々1作目から現代戦を扱いたいと考えていたと明かす。全世界総売上2000万本の化け物アクション・シューティング「Call of Dutyシリーズ」最新作「コール オブ デューティ 4:モダン・ウォーフェア」(COD4)がプレイステーション 3に今冬登場する。

 ストーリーは、不安定な軍事バランスの中、謎めいた武装テロリスト集団によって引き起こされる事件に米国海兵隊員および英国SAS隊員として立ち向かう。プレーヤーは現代戦装備を身にまとい、航空兵器との連携による支援を受けながら銃弾飛び交う戦場へと進撃する。仲間との連携がキモのシリーズ最新作では、オンライン・マルチプレイ対戦もさらに充実し最大16人まで同時プレイを予定している。

 とにかく圧巻なのはそのリアルスティックな表現力。戦場はもちろんのこと、音の迫力に圧倒される。戦場の空気までも再現されたような緊張感も漂っている。

デモンストレーションではヘリコプターからの直接降下によるタンカー制圧のステージを選択。このステージでは(1度死んだが)見事脱出するまでをやりきったが、次のウクライナでのスニーク活動では何度も同じ犬にかみ殺されるという失態をおかす……



「Call of Duty 4: Modern Warfare」 (コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア)
対応機種プレイステーション 3
ジャンルアクション・シューティング
発売予定日2007年冬
価格未定
(C) 2007 Activision Publishing, Inc. Activision and Call of Duty are registered trademarks and Modern Warfare is a trademark of Activision Publishing, Inc. All rights reserved. This product contains software technology licensed from Id Software ("Id Technology"). Id Technology (C) 1999-2007 Id Software, Inc. All other trademarks and trade names are the properties of their respective owners.

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