小島監督に「TIME HOLLOW」。そして最後はヨガでリラックス――KONAMIブース:東京ゲームショウ2007(2/2 ページ)
KONAMIブースの特設ステージでは、1日に5回のステージイベントが開催されている。ファン注目の「メタルギア」関連イベント、「TIME HOLLOW〜奪われた過去を求めて〜」の開発者トーク、「どこでもヨガ」でヨガの実践など、バラエティに富んだ取り合わせだ。
過去を修正する新感覚アドベンチャー ――「TIME HOLLOW〜奪われた過去を求めて〜」
12時45分からは、ニンテンドーDSで今冬発売を予定している「TIME HOLLOW〜奪われた過去を求めて〜」のイベント。開発者のトークとゲーム内容紹介が行われた。
ステージに登場したのは司会の森一丁氏、猿田雅之プロデューサー、河野純子ディレクターの3名。まずはタイトル紹介映像がスクリーンに映し出された。
開幕、森氏からタイトルの意味を尋ねられ「『TIME HOLLOW』には時の穴、時の穴をえぐるという意味があります。転じて、時を掘ろう、時をホロウというところに意味をかけてます」と猿田氏。ホロウペンというアイテムで過去を修正するというゲーム内容が説明された。続いて「ホロウペンで空間に穴をあけて過去を覗くことができます。その過去を修正することができるんです」と説明しつつ、猿田氏によるデモンストレーションが行われた。
本作には斬新な謎解きシステム、読ませるストーリー、魅力的なキャラクターという3つのポイントがある、とのこと。また、事件発生→情報収集→ディギング(ホロウペンによって過去を掘り起こす)というのがゲームの大まかな流れだ。
「テーマは家族愛です。両親と猫と暮らしている高校生の男の子が主人公。ある日、火事が起きて両親がいなくなるという夢を見て、起きたら実際に両親がいなくなってしまうんです」と河野氏。そのドラマチックなストーリーを監修したのは、ドラマ「アンフェア」などで人気の脚本家・秦建日子だ。「3年ほど前に流れた新プロジェクトで秦さんと知り合ったんです。その頃読んだ秦さんの『推理小説』という本が大変面白かったので、今回お願いすることになりました。ぜひ脚本家の方に監修していただきたいと思ったんです」と猿田氏が述べた。
続いてその秦氏からのビデオレターが上映された。秦氏からは「ゲームの監修は初めてで、ドキドキしながらやりました。とても面白くハラハラドキドキしながら楽しめるゲームができたと思います。単に謎が解けたということではなく、とてもしみじみした切ないラストが待っています。プレイする方は素敵なエンディングまで頑張ってほしいです」というメッセージが寄せられた。
時尾歩郎、十二林かれんなどのキャラクター紹介、静かな曲調からロック調へと転じるテーマソングの紹介などが行われ、作品の魅力の片鱗がうかがえた。
最後に河野氏は「鋭意製作中です。みなさんの手に届く頃にはすごい完成度にしたい。ぜひ手にとってほしいです」と述べ、猿田氏が「今回は特別バージョンということで体験版を用意しました。体験版は簡単ですが、本編はしっかりした謎解きが楽しめます。新ジャンル“過去修正アドベンチャー”にご期待いただければと思ってます」と締めくくった。
どこでもヨガ、幕張メッセでもヨガ――DSで楽しくきれいに〜どこでもヨガ〜
そして「DSで楽しくきれいに〜どこでもヨガ〜」と題した、ニンテンドーDSで発売中の「どこでもヨガ」、12月20日発売予定の「どこでもピラティス」、10月18日発売の「佐伯チズ式 夢美肌(ゆめみはだ) 〜Dream Skincare〜」という3タイトルの紹介を兼ねたヨガ実践イベントが開催された。
冒頭に3タイトルの紹介映像が流れ、その後登場したのはコナミスポーツクラブのインストラクターたち。ステージ前の客席エリアにはイベント開始前からマットを敷いて待つ来場者の姿があった。本イベントは実際に「どこでもヨガ」を使ってヨガを実践しようという内容。客席エリアにはヨガに興味のある女性の姿が多く見受けられた。インストラクターの指導のもと、初歩的なヨガを体験することができるイベントだった。
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