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日本ゲーム大賞2007「フューチャー部門」11作品を選出東京ゲームショウ2007

日本ゲーム大賞2007最後を飾る「フューチャー部門」の受賞作品が、東京ゲームショウ最終日となる9月23日に発表され、全11作品が選出された。

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 コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)が、優れたコンピュータエンターテインメントソフトウェア作品を選考し表彰する「日本ゲーム大賞2007」。東京ゲームショウ初日となる9月20日に発表された「年間作品部門」と、9月21日に発表された「アマチュア部門」に続き、東京ゲームショウ最終日となる9月23日に「フューチャー部門」の受賞作品が選出された。

 日本ゲーム大賞 フューチャー部門は、東京ゲームショウ2007で発表または展示された未発売作品702タイトルを対象として、東京ゲームショウ2007初日から3日目まで、つまり9月20日から22日の間に来場した来場者による投票の末、ノミネート作品として286作品が絞り込まれ、さらにその結果を踏まえつつ「日本ゲーム大賞」選考委員会による最終選考によって、今後が期待される作品として選出されるというもの。そして、日本ゲーム大賞2007「フューチャー部門」として選出されたのが、下記にまとめた全11作品だ。

タイトル社名プラットフォーム
エースコンバット6 解放への戦火バンダイナムコゲームスXbox 360
真・三國無双 5コーエープレイステーション 3/Xbox 360
スーパーロボット大戦OG外伝バンプレストプレイステーション 2
涼宮ハルヒの約束バンダイナムコゲームスPSP
戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)カプコンプレイステーション 2/Wii
宝島Z バルバロスの秘宝カプコンWii
デビルメイクライ 4カプコンプレイステーション 3/Xbox 360/PC
ドラゴンクエスト IX 星空の守り人スクウェア・エニックスニンテンドーDS
METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTSコナミデジタルエンタテインメントプレイステーション 3
龍が如く 見参!セガプレイステーション 3
レイトン教授と悪魔の箱レベルファイブニンテンドーDS

 選出作品を見ると、やはり既に高い人気を誇るシリーズものの最新作が中心で、完全な新作は、カプコンの「宝島Z バルバロスの秘宝」と、バンダイナムコゲームスの「涼宮ハルヒの約束」の2作品のみとなっている。「宝島Z バルバロスの秘宝」は、Wiiリモコンの持つ機能を最大限に活用し、様々な動作で謎解きを行うという、これまでにないアクション性と思考性が盛り込まれている点が評価されての選出。また「涼宮ハルヒの約束」は、原作となるライトノベルやアニメーションなどの高い人気を背景とした期待度の高さが選出理由となっている。

 フューチャー部門の選出作品は、最終的には「日本ゲーム大賞」選考委員会によって選出されるものではあるが、選出基準となっているのは、東京ゲームショウに来場し、実際に各タイトルをプレイしたりトレーラー映像を見るなどして投票した来場者の意見だ。つまり、実際に多くのユーザーから大きな期待を集めている作品なのである。そういった意味でも、各作品の開発者にとって、今後の開発も含め非常に心強く、また糧になる賞だと言っていいだろう。実際に、表彰のために登壇した各選出タイトルの開発関係者のコメントは、皆一様に、ユーザーの期待度の高さに感謝する言葉や、この期待を裏切らないように頑張るといったものばかりであった。

 選出作品は、2007年秋から冬にかけてすでに発売目前というものもあれば、やや先の販売予定作品もある。過去、フューチャー部門で選出されていながら、最終的に販売が断念されてしまった作品が存在しているが、未発売の作品から選出するという性格上、そういうことも起こらないとは限らない。もちろん、今回選出された作品ではそういった事態は起こらないと思うが、選出タイトルの開発スタッフのみなさんには、フューチャー部門で選出されたからといって気を緩めることなく、ユーザーの高い期待に応えるよう、より高い完成度を目指して開発を進めてもらえるようお願いしたい。

「龍が如く 見参!」プロデューサー名越稔洋氏
「エースコンバット6 解放への戦火」

左より「涼宮ハルヒの約束」、「宝島Z バルバロスの秘宝」、「レイトン教授と悪魔の箱」への授与の様子

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