“命の尊さ”を世に問う医療ドラマ――「カドゥケウス NEW BLOOD」(1/2 ページ)
アトラスのWiiソフト「カドゥケウス NEW BLOOD」は、Wiiリモコンを操作して執刀。爽快でリアルな外科医気分を体験できるが、“命の尊さ”を世に問う医療ドラマとしても、充実したストーリーを楽しめるのだ。
アトラスから2008年1月17日に発売されるWiiソフト「カドゥケウス NEW BLOOD」。本作のディレクターは金田大輔氏、イラストレーターは土居政之氏と、前作の「カドゥケウスZ 2つの超執刀」の制作メンバーで開発されているドラマティック手術アクションゲームだ。
登場キャラクター
エレナ・サラザール(Elena Salazar)
年齢:20歳。過去、マーカスの執刀を受け、命を救われた経緯を持つ。以来、人の命を救う職を目指して、看護師となり、現在に至る。まだ若いが勤勉で努力家な女性。
レオナルド・ベロ(Leonardo Bello)
年齢:32歳。本編中に登場する医療番組「ミラクルサージェリー」で凄腕医師として登場する若き外科医。自信がありすぎて鼻につき、他人を見下す傾向がある。腕が確かなだけに、誰にも何も言わせずに。有能な外科医として突っ走ってきた男。
ストーリー
ひょんな事から、TV番組への出演要請を受けた主人公マーカスとヴァレリー。出演するTV番組とは、「ミラクルサージェリー」と呼ばれる、実際の手術をTVで公開するもの。番組の中で活躍するのは、ドクター・ベロと呼ばれる凄腕の医師だった。
“カドゥケウス”とは、国家が運営する特定医療研究団体。一般社会には難病の研究をする機関として認知されている。しかしその実態は「医療テロ=バイオや医学を基にしたテロリズム」や、人類の脅威となる劇症型の伝染病と闘うために結成された特務機関。人類最初の医療テロ「ペスト」を機にヨーロッパで発足。以降、世界各国で「カドゥケウス機関」が設置されている。
どうやら番組の中で、カドゥケウスに対する間違った情報を流され、カドゥケウスのビッグボスの怒りを買ったようだ。間違った認識を改めさせるために、マーカスとヴァレリーを出演させるという話だ。さっそく、胃に腫瘍を患った患者が紹介されると、執刀開始。番組内に緊張が走る。
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