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「ミリメシ」――それは陸上自衛隊の駐屯地、演習などで使用するレトルト食品と同一の防衛省ミリタリー仕様食品
セガは全国約100店舗のセガ系列のアミューズメント施設限定のミリタリー食品(通称、ミリメシ)をUFOキャッチャーなどの景品として、12月中旬に投入する。その名もミリメシ――「個人用戦闘糧食II型仕様」だ。
ミリタリー分野は、以前より恒常的な人気を保っており、マニアの興味対象も多岐に渡っている。そんなマニアの心をとらえて放さないのが、昨今専門誌なども発行されるほど注目されているミリメシなのだ。
そもそも日本では、この手のミリメシは防衛省管轄の食品というだけあり、民間に流出することはなかった。しかし、食品メーカーによる有事の備蓄分としての民間調達分があることに目をつけた企業がこの度、初の商品化に成功。非売品での登場となった。
使用レトルトはすべて「戦闘糧食II型」の民間調達分(物販品はなし)を使用し、陸上自衛隊の駐屯地、演習などで実際に使用している内容物と同一のもの。防衛省が納品を承諾しているアイテムを製造する食品メーカーのため、一般品以上の厳しい検査をクリアし、高い食品安全性を確保しているとのこと。
食の安全という点では、ミリタリーマニアだけでなく、一般ユーザーの関心も引くことは十分予想できる。今回の発売を期に、シリーズ化も予定されている。
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