ワイヤレスヌンチャク、振動付きPS3コントローラ、そしてWiiの排熱用ファン:2008 International CES(1/2 ページ)
毎年CESで面白いゲーム機向け周辺機器を発表しているNyko Technologies。今年は事前にワイヤレスのヌンチャクを展示するという情報を得ていたが、それ以外にもいくつか新しい周辺機器が展示されていたので紹介していこう。
ウワサのワイヤレスヌンチャクを見てきました
まずは、ワイヤレスタイプのヌンチャクだ。正式名称は「Wireless Nunchuck」。当初ワイヤレスタイプということでWiiリモコン同様にBluetoothを利用しているものと想像していたが、実際には2.4GHz帯の無線を利用している。そのため、利用時にはWiiリモコンの拡張端子に専用の無線受信用ドングルを取り付けて利用することになる。また、無線接続のために当然電源が必要となるが、Wireless Nunchuckでは単四形乾電池を2本利用し、30時間以上のプレイが可能とされている。
本体のサイズや形状、重量だが、純正のヌンチャクを横に並べて比較してみたところサイズや形状はほぼ同じであった。ただし重量は、乾電池が入っているために若干重くなっているようだった。それでも、その差は大きなものではなく、実際に利用していて重量差が気になるようなことはほぼないと考えていい。
機能面は、純正のヌンチャクと全く同じだ。3軸のモーションセンサーが搭載され、C、Zの2つのボタンとコントロールスティックが搭載されている。そして、コントロールスティックの下に電源ボタンと青く光るLEDが搭載されている点が、標準のヌンチャクとは異なる点だ。電源ボタンを押すとWireless Nunchuckの電源が入り、専用の無線受信用ドングルとの接続が完了するとLEDが光るようになっている。
機能面などは全く問題なさそうだが、1点気になるのはドングルだ。このドングルはWiiリモコンの拡張端子部にほぼピッタリフィットするデザインとなっているため、Wiiリモコンにジャケットを使用していると取り付けられない。この点はジャケットの形状にもよるとは思うが、少なくとも純正のWiiリモコンジャケットを取り付けている場合には利用できないようで、この点は少々残念だ。
Wireless Nunchuckの発売時期は北米で2月下旬、価格は29.99ドルだ。ちなみに、ワイヤレスタイプのクラシックコントローラの発売予定についても聞いてみたが、現時点ではまだ予定にないそうだ。
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