「アイドルマスター ライブフォーユー!」制作発表会を開催――新曲ライブも(1/4 ページ)
ついに完成した「アイドルマスター ライブフォーユー!」制作発表会では、天海春香、如月千早、星井美希、双海亜美・真実、秋月律子による新曲ライブも。司会はおなじみ音無小鳥さん。
「アイドルマスター」のダウンロードコンテンツ売上は3億円を突破。市場規模は約60億円。
2月28日に発売される予定のXbox 360ソフト「アイドルマスター ライブフォーユー!」。このプレス向け制作発表会「『アイドルマスター ライブフォーユー!』新曲発表 Live For Press」が、1月18日にバンダイナムコゲームス本社・未来研究所にて開催された。発表会では本作の概要が紹介されるとともに、今後の展開についても紹介された。
まず登壇したバンダイナムコゲームスの鵜之澤伸副社長によると、Xbox 360版「アイドルマスター」は、限定版(7650本)と11月1日に発売した廉価版を含めて10万本のセールスを記録したとのこと。「毎月5000〜1万本の受注があるなど今でも好調なセールスルーを続けている。10万本を超えるというのは大成功に近い」(鵜之澤氏)。
そしてダウンロードコンテンツについては、ついに売上が3億円を突破したそうだ。これは世界で第3位の実績であり、有料および無料アイテムと映像コンテンツの累計で120万ダウンロードを達成した。「アメリカのコンテンツを含んでも世界で第3位になったので、向こうでは『何が起きたんだ?』と話題になっていたらしい」(鵜之澤氏)。鵜之澤氏は「ここまでくると続編を作るのにOKを出さないわけにはいかない」として「アイドルマスター ライブフォーユー!」の制作が決定したそうだ。
「アイドルマスター」関連だが、同社の調べによると、2005年に登場したアーケード版以降の市場規模は、ゲームと関連商品を合わせて約60億円にものぼるとか。こうした展開をふまえて、「アイドルマスター ライブフォーユー!」では、これまでのように衣装・アクセサリなどのコンテンツのほか、新ダウンロードコンテンツとして、新曲の毎月配信が開始される。
新曲だが、コロムビアミュージックエンタテインメント(CME)と共同で展開。第1弾となる「shiny smile」はまず、2月13日にCDとしてCMEから先行発売され、ダウンロードは3月26日から。Xbox LIVEマーケットプレースでは既存曲の「RIMIX B VERSION」が2月28日の発売日で配信されるほか、このCDが3月5日に発売されることになるなど、交互に連携してビジネスを展開していく。
「アイドルマスター」は、氷川きよしや一青窈と並ぶ主力作品
CMEのコロムビアハウス制作部長 原康晴氏は、「バンダイナムコゲームスさんとは、2005年に『アイドルマスター』のプロジェクトが立ち上がってからのおつきあい」と前置きしながら、「CMEには氷川きよしや一青窈、木村カエラといったアーティストがいるが、『アイドルマスター』関連の商品は、それらと並ぶ主力作品となっている」と語る。
2005年9月に「アイドルマスター」関連のCDを発売してから現在までは26タイトルをリリースし、売上組数は約40万組(セットものを含めるため)。1タイトルの平均販売数量は1万5000組にものぼるという。「昨今、CDの売上が下がっている状況の中では大ヒットと言える」(原氏)。昨年7月〜10月に発売された「THE IDOLM@STER MASTER ARTIST」は、ほとんどの作品がオリコンチャート初登場で20位〜30位にランクされるなど、かなりの売上を記録している。シリーズ全体で20万枚のヒットとなっているそうだ。
CDについてだが、先ほどもあったようにゲームと連動して展開していくことになる。まずは2月6日に「THE IDOLM@STER MASTER BOX I&II ENCOLE」として、以前リリースしたゲームバージョン全16曲、176バージョンを収録するCD5枚組ボックスがリリースされる。続いて2月13日に新曲「shiny smile」を発売したあと、3月5日にはゲーム収録アレンジバージョンのフルバージョン(新録音)やオリジナル新曲、トークなどを収録したCDを「THE IDOLM@STER MASTER LIVE」として01〜04までシリーズ展開。3月19日には「THE IDOLM@STER MASTER RADIO CD第3弾」として、プロによる本物のアイドルマスターをコンセプトに、パーソナリティのたかはし智秋さん、今井麻美さんを有名プロデューサーがプロデュースし、新録音の楽曲を収録したCDを発売する。
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