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アニメにゲームに“大工の源さん”登場(1/2 ページ)

パチンコやゲームでおなじみのキャラクター“源さん”を起用したアニメ「いくぜっ!源さん」とゲームがこの春から登場する。源さん役には山口勝平さん、ヒロイン・桐島カンナ役は山本梓さんが担当する。

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アニメは3月24日からGyaOなどで配信

 1月29日に都内の会場にて、アニメ&ゲーム「いくぜっ!源さん」の制作発表会が開催された。

 “源さん”を起用したアニメ「いくぜっ!源さん」は三洋物産、アイレムソフトウェアエンジニアリング、ティーツーアイ エンターテイメントにより制作される。24話構成となっており、3月24日よりUSENのGyaOおよびモバイルGyaOにて配信されることが決定している。また、DVDは松竹から2008年春に発売される予定だ。

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 源さんの歴史は古く、アイレムソフトウェアエンジニアリングのアーケードゲーム「大工の源さん」が1990年に初登場したところから始まっている。その後ファミリーコンピュータやスーパーファミコン、ゲームボーイで源さんのゲームが発売されたが、やはり人気を不動のものとしたのは、三洋物産のパチンコ「CR 大工の源さん」だろう。その後源さんはパチンコですし屋、そば屋などの職業を経て、2008年にはついにアニメ化されたというわけだ。アニメーションは「ちびまる子ちゃん」などを制作している日本アニメーションが手がける。

 アニメの監督を務める奥村よしあき氏は「パチンコで遊んでいたときから、ずっとアニメ化できないものかと考えていたが、ようやくその機会をもらった」と語る。今回のアニメは9分弱のストーリーとなっており、通常のテレビ放送などとは異なり、かなり短いバージョンだ。しかし、「余分なことを省いてスピーディーに、それでいて楽しい作品に、また涙も笑いもある分かりやすいものになった。昔懐かしいような気持ちのするアニメができた」と、奥村氏。実際に発表会の会場でも1話分が上映されたのだが、起承転結がはっきりとしており、特に何も悩まずに見ることができる作品だった。日本アニメーションの本橋寿一常務取締役が「アニメ源さんの制作にあったって注意したのは、ファミリー層が楽しめるものとすること」と語るとおりの出来になったようだ。

 ティーツーアイ エンターテイメントの竹川洋志プロデューサーは「パチンコやゲームですでに定着している、人気のあるキャラクターもさることながら、キャラ自身の持ち味・魅力、話の紡ぎやすさが源さんにはある。これをアニメにすることで、より身近に感じることができるのでは、と考えてアイレムソフトウェアエンジニアリングや三洋物産に提案したところ、二つ返事でOKをもらった」と語る。

 なお、今回のアニメが9分程度になったのは、忙しい人でも通勤時間中や、パチンコの開店を待っている間などで、気軽に楽しめるようにしたため。ゲームやアニメを広く浅く楽しむようなライトユーザーにも楽しんでほしいと竹川氏は語る。

画像 奥村よしあき監督
画像 日本アニメーション 常務取締役 本橋寿一氏
画像 ティーツーアイ エンターテイメント プロデューサー 竹川洋志氏

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