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So-netがゲームポットを買収 完全子会社化へ

「パンヤ」などを運営するゲームポットを、So-netがTOBなどで買収する。

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 ソネットエンタテインメント(So-net)は2月28日、オンラインゲーム運営のゲームポット(札証アンビシャス上場)を買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)などで完全子会社化する予定。So-netは「ポストペット」など自社キャラクターのゲーム展開などを進めており、ゲームポットを子会社化して経営資源を投入、相乗効果を最大化する必要があると判断した。

 TOBは29日から4月11日まで30営業日。買い付け額は1株当たり11万円。3カ月の平均に4割のプレミアムを上乗せした。買い付け予定株数の総額は55億8400万円。買い付け数に上限は設けず、対象株数の全株を買い付けた場合は77億3080万円。ゲームポット親会社のアエリアは全株(約44%)応募する方針。

 買い付け予定数でTOBが成立した場合、So-netの持ち株比率は80.64%になり、連結子会社化。その後金銭交付などで完全子会社化する計画。ゲームポットは上場廃止となる見通し。

 ゲームポットは「スカッとゴルフ パンヤ」などを運営。So-netは2006年に資本参加して持分法適用会社とした。So-netはポストペットや「livly」など自社キャラクターのマルチメディア展開を図っており、子会社化で協力体制を強化。オンラインゲーム業界の競争の激化に意志決定の迅速化で対応していく。

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