Wiiリモコンで自在に味方を動かせる！ Wiiの「ウイイレ」はひと味違う：「ウイニングイレブン プレーメーカー 2008」レビュー（2/3 ページ）

Wiiで「ウイニングイレブン」シリーズの新作「ウイニングイレブン プレーメーカー 2008」が出ましたよ。「ウイイレ」に興味がある人は読んでくれると思うので、「ウイイレ」をやったことがない人、「ウイイレ」って何？っていう人、そんな人にこそ読んでほしいと思うのです。そんな「ウイイレ」なんです、本作は。

[仗桐安，ITmedia]

チャンピオンズロードで育成と獲得を　Wi-Fi対戦で見知らぬ誰かとマッチを

　本作の豊富なモードの数々をご紹介していこう。

　まずは“トレーニング”。本作を初めてプレイする時は、こちらで一通りチュートリアルをやっておくといいだろう。上級テクニックを覚えれば覚えるほど、プレイングに良い影響が出るはずだ。フリートレーニングを選択すれば、細かく状況を設定したうえで、じっくりトレーニングできる。苦手なテクニックを練習したい、特殊な動きを検証したい、そんな時に使えるモードだ。

チュートリアルで段階的に操作方法を覚えていこう。小さなことからコツコツと！

　基本モードとも言える“マッチ”には、フリーマッチとPK戦がある。対コンピュータ戦、対人戦、どちらも可能だ。そして、ある条件を満たすことでマッチの中にもう1つモードが出現する。それが“Miiで対戦”だ。Miiで対戦では、文字通りMiiによる対戦が実現する。Wii本体に登録されている家族や友人そっくりのMiiを使える（ステータスはランダムに振り分けられる）ので、大勢で観戦しつつ「あいつのシュートすげえ！」とか「お父さん、意外にドリブルうまい！」などと盛り上がれることだろう。

入場時や得点時のMiiはかなり表情豊か。プレイ時はMiiらしく大きな頭のままでプレイすることになる。実際にサッカーをやっている人ならば、身近な草サッカーチームのメンバーを再現することも可能だ

数多くのチームから自分のお気に入りのチームが選べる。選手データ、チームデータの膨大さも「ウイイレ」シリーズの大きな魅力だ

　“リーグ”では、スケジュールに従ってリーグ戦を繰り広げる。セリエA、リーガエスパニョーラなど複数のリーグから選択し、さらにチームを選択して、1シーズンを戦い抜こう。シーズン終了時に勝ち点が最も多いチームが優勝だ。“カップ”ではインターナショナルカップ、コナミカップなど複数のカップから選び、試合設定を変更したうえでカップ優勝を狙ってプレイすることになる。リーグ制覇やカップ優勝をするともらえるトロフィーや優勝カップは、“ユーザー情報”で確認できる。

数々のリーグを制覇していこう！　かなり長く遊べるモードだ

　本作の1人用メインモードと言ってもいいのが“チャンピオンズロード”。こちらでは、自分が作成したチームで世界全国のリーグ戦に参加することができる。選手を育成したり、対戦した他チームから選手を獲得しながら、試合をこなしていく、やり込み要素バツグンの1人用モードだ。

　最初にチーム選択。「オリジナルチームから選ぶ」「世界の都市から選ぶ」「クラブチームから選ぶ」から選べる。チームを選んだら、最初のプラクティスリーグに挑む。その後は複数のリーグから挑むリーグを選べるようになるので、自分の好みでチャレンジしていこう。試合レベルはいつでも変えることができ、ビギナー、アマチュア、スタンダード、プロフェッショナル、トッププレイヤーの5段階がある。筆者の場合、ビギナーでやると8対0とかで大勝できたもののトッププレイヤーでやると2対1で負けるなど、やはり難易度でコンピュータの強さに差が出た。自分が一番燃えて試合ができる難易度を探ってみるといいだろう。

選手のコンディションを意識するのも大事

海外のサッカー選手はよく知らんのだよな……と思いながらやってても、試合をこなしていくと愛着もわいてお気に入りの選手も出てくるというものです（筆者のことです）