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プロデューサーさん! 今度は応援ですよ、応援!!――リズムゲームも楽しめる「アイマス」が登場「アイドルマスター ライブフォーユー!」レビュー(1/3 ページ)

Xbox 360を代表するソフトに成長した「アイドルマスター」の新作がついに登場。より手軽にライブをコーディネートでき、ついでにリズムゲームも楽しめる。何はともあれ、さっそく遊んでみました。

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1年間で大きな歩みを見せた「アイドルマスター」

 今から約1年前の2007年初頭、Xbox 360版「アイドルマスター」がデビューした。ゲームの内容は当時のレビューを見ていただくとして、注目したいのは、衣装を初めとした追加ダウンロードコンテンツ(以下、DLC)が大きな人気を集めたことだろう。発売日から継続的に配信され続け、実に12月まで新作が毎月登場したのである。

 また、数多くの動画配信サイトで大流行したのも見逃せない点だ。本作の間口を広げ、また1年間という長期間にわたって作品を盛り上げ続けることに貢献したのは、間違いないだろう。有志による作品の数々で、アイドルたちの新しい魅力が引き出されたのも面白く、筆者も大いに楽しませてもらっている。

 また、他のバンダイナムコゲームスタイトルとのコラボレーションもたくさん行われた。Xbox 360では「ビューティフル塊魂」で新曲「団結」が収録されたり、「エースコンバット6 解放への戦火」ではアイドルたちが描かれた特別機体が配信されたり、などなど。とにかく、ゲーム単体のみならず、多方面から色々と盛り上がっていったのである。ちなみに筆者はXbox 360版からデビューし、最初は美希ファンだったのだが(長いので中略)、“白春香”サイコー!

 というわけで、約1年前のゲームであるにも関わらず、全く古さを感じない「アイドルマスター」。その新作「アイドルマスター ライブフォーユー!」(以下「L4U!」)が、このたび登場した。

 今作の舞台は、アイドルたちが出演するライブの一幕。プレイヤーは前作のプロデューサーではなく、ファンの代表である「ファン代表プロデューサー」となって、アイドルたちのライブをプロデュースすることとなるのだ。

画像 今作でのプレイヤーの立場は、ファン代表プロデューサー。名前はもちろんカスタマイズ可能だ
画像 ゲームの目的は、ライブを盛り上げること。「応援」や「撮影」で、ライブを楽しみながら盛り上げていく

いよいよライブ! ……の前に小鳥さんがッ

 というわけで、早速ゲームスタート。まずは前作と同様、アイドルたちのユニットを組むことになる。前作では、ゲームを進めなければ複数人のユニットを組むことはできなかったのだが、今作ではいきなり3人までのユニットを組むことが可能だ。複数人のユニットを組む場合は、最初に選んだキャラクターがメインの扱いになる。

 ちなみに登場アイドルは、前作と同様に10人。ただし、双海 亜美・真美およびショートカットの美希(いわゆる“覚醒美希”)は別枠扱いとなったため、選択できるのは総勢12キャラクター。

 ユニットを作成したら、メインとなるアイドルとの出会いが描かれる。ここで注目したいのは、小鳥さんが登場すること! 今作ではゲーム中のナビゲート役として、プレイヤーを色々手助けしてくれるようだ。

画像 今作では亜美・真美のセットではなく、いずれかを独立して選択することが可能。ちなみに亜美と真美は同時に選択できないようだ。残念
画像 ゲーム中は小鳥さんがナビゲート。リズムゲームの結果によってコメントが変わるようだ。ちなみに主人公は、小鳥さんのスリーサイズを尋ねたり、デートに誘うなど、割とやんちゃな行動が目立つ

 ちなみに小鳥さん(音無小鳥、通称ピヨちゃん)とは、公式サイトのナビゲートキャラクター。765プロダクションの事務員という設定ながら、ライブなどで司会を務めたりと、露出の割にはかなり人気が高い名脇役だ。ゲーム本編では今回が初登場となる。

 今作では、とにかく小鳥さんがよくしゃべる。ライブ前の設定画面の解説からライブ後の評価、ゲームを起動せずに放っておくと流れるアドバタイズデモの解説など、いたるところで出演するのだ。ちゃんと調べたわけではないのだが、新規ボイスはたぶん彼女が圧倒的に多いだろう。

 さて、そんな感じで小鳥さんにナビゲートされながら、メインアイドルたちとの顔合わせが行われる。当然ながら顔合わせは新規イベントで、アイドルごとに個性がかいま見られるイベントが楽しめるのだ。ただ、尺は短いので、もうちょっと色々イベントを見たいナー、と思うのが正直なところではある。

画像画像 顔合わせイベントは、同じアイドルでも数パターンあるようだ。どのイベントも、ついニヤニヤしてしまうような内容デシタ
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