戦闘はチーム全員の戦力で決まる――「エンブレム オブ ガンダム」(1/2 ページ)
プロヴィンス型という特徴あるマップで展開されるシミュレーションゲーム「エンブレム オブ ガンダム」。今回は本作のシミュレーションパートについてご紹介しよう。
戦闘結果は戦力により左右される
バンダイナムコゲームスから5月1日に発売される予定のニンテンドーDSソフト「エンブレム オブ ガンダム」。先日紹介した記事で、本作ではこれまでの「ガンダム」シリーズのシミュレーションゲームで使用されてきたスクエア型マップやヘクス型マップではなく、「プロヴィンス」型に区切られたマップで戦闘マップを採用していることはご紹介した。今回はこのプロヴィンス型マップに基づいて展開されるシミュレーションパートについて解説していこう。
本作では、基本的には自軍と敵軍のターンが順に回ってくるオーソドックスなシミュレーションゲームの流れをくんでいるが、その内容は非常にシンプル。プレイヤーが行う操作は、チームを編成して移動するだけ。チーム全員での戦力が敵より高いかどうかという1点のみで戦闘結果が導き出されるようになっている。このため、HPや攻撃力、防御力といったパラメーターを意識しなくてもいいわけだ。
戦闘では、戦闘に参加している敵味方のユニットとパイロットの「戦力」から、戦力比グラフが下画面に表示されるようになっている。この戦力比を元にした予想結果は上画面に表示される。いかに強いMSを破壊されずに、かつ戦闘で何機生き残らせることができるかが、攻略のカギとなるだろう。
「攻戦力」と「防戦力」のバランスを考えて行動せよ
「エンブレム オブ ガンダム」では、「戦力」により戦闘結果が支配されることは分かっただろうか。これに加えて本作では、戦闘時の「攻戦力」と「防戦力」により戦闘の勝敗が決定するようになっている。攻撃側は攻戦力が、防御側は防戦力が重要なのだ。
例えば、戦力として
- ガンダム 攻戦力:120、防戦力:90
- ガンキャノン 攻戦力:70、防戦力:65
- コアブースター 攻戦力:40、防戦力:30
というユニットを組んだとしよう。相手のチームは攻戦力:150、防戦力:250だとする。味方チームの合計された攻戦力は230、防戦力は185となり、味方チームが敵に対して攻撃をした場合は不利だが、逆に攻撃されると有利になるのだ。このように攻めと守りを考え、攻戦力と防戦力を状況に合わせて使い分けることが必須となるわけだ。
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