豊岡真澄さんは“ママ鉄”に――「鉄道ゼミナール」発売イベントを開催
タイトーからニンテンドーDSソフト「鉄道ゼミナール -JR編-」が本日発売されたのを記念してイベントを開催。3月30日で引退してしまう豊岡真澄さんと、本作の音楽や問題を担当した向谷実さんが登場した。
本作のポイントは「JR7社が許諾・承認していること」
タイトーから発売されたニンテンドーDSソフト「鉄道ゼミナール -JR編-」は、気軽に楽しみながら、JRの鉄道や車両に関する知識を得られるソフト。「車両ガイド」などで知識を深めたあとは「鉄道検定」で自分の実力を試すことができるなど、“鉄分の多い”人にとっては必携の作品となっている。発売日となった3月27日には、東京・秋葉原にあるソフマップ アミューズメント館にて、「豊岡真澄さん引退直前『鉄道ゼミナール』発売イベント」が開催された。
イベントタイトルの通り、鉄道ファンにはおなじみのタレント・豊岡真澄さんは、出産・育児のため3月30日をもって芸能界を引退する。それまであとわずかということで、会場には多くのファンが詰めかけた。イベントには「鉄道ゼミナール -JR編-」の音楽や問題作成などを担当した、カシオペア、音楽館の向谷実さんも司会進行に加えて、本作を来場者に紹介していた。
本作について向谷さんは「JR全7社による許諾およびが得られていることがポイント」と語る。名前を登録した後に表示される切符の意匠など、すべてのJRから承認もしくは許諾を得られないと表示することができないそうだ。
また、「本作では音楽にもこだわりました。名前を入れているときにはボサノバ調の落ち着いた音楽。また問題を解くときには、電車に乗っているかのようなテンポで音楽が流れます」と、ミュージシャンらしいこだわりを見せる向谷さん。「鉄道検定」の問題は、初級、中級、上級、特級、超特級に分かれているのだが、これについては音楽館のメンバーとともにアイディアを出したとのこと。ただし初級といってもかなり難易度が高いようで、豊岡さんも2、3回繰り返してようやく合格したそうだ。「超特級はかなり手ごわい」と向谷さん。
今回収録されているのは、タイトルの通りJRに関する内容のみ。私鉄編にも意欲を見せる向谷さんはだが、「ちょっと数が多いからね……。許諾は大変だね(笑)」と語ると、豊岡さんがすかさず「それなら半分に分けて出せばいい」とコメント。これにはかなり向谷さんも乗り気のようだった。
なおイベントでは、来場者に「鉄道ゼミナール -JR編-」に収録されている問題を出して、正解すると豊岡さんのサイン入り時刻表がもらえるクイズ大会も実施された。「“A2”、“A”、“SA1”、“SA2”の中で一番安い寝台料金はどれ?」などのマニアックな問題が出されていたが、かなりの数の手が上がるなど、さすが鉄道ファンが集まるイベント。向谷さんも「鉄道ファンのイベントで、鉄道ネタをしゃべれることほど幸せを感じることはない(笑)」と楽しそうだった。
最後に「『鉄道ゼミナール -JR編-』を持ってJRに乗りながらいろいろと知識を深めてほしいですね。鉄道大好きな人たちでも詰まるような難問も入っていますので」と向谷さん。また豊岡さんは「7、8年間やってきた芸能界も今月いっぱいで引退することになりましたが、お母さんになって引退するということであまりさみしさはないんです。お母さんになっても“主婦鉄”“ママ鉄”としてこれからも、子供が生まれたら一緒に車両基地に行ったりしていきたい」と語っていた。
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