ズーは、PC用リアルタイムストラテジーゲーム「ワールド イン コンフリクト 日本語版」を4月25日に発売する。価格は8190円。
ストーリー
第二次世界大戦の終結によって、世界に新たな秩序ができるだろうとの期待が生まれた。しかし時とともにソ連とアメリカの対立は深まり、この2つの大国が共存できないことが明確となった。冷戦の始まりである。
1980年代が終わりを迎えようとしたとき、ソビエト連邦が財政破綻に陥った。社会は混乱し、アメリカとの軍拡競争を続けられなくなった。ソ連は財政が急速に悪化する中、核兵器や通常兵器の改良に必要な資金を捻出しようと民生部門の支出削減を断行した。その結果、飢饉や物資不足が国内に広がった。絶体絶命に追い込まれたソ連政府は最後の手段として西側ヨーロッパ諸国に最後通牒を突きつけた。もしも支援が得られない場合は、西ヨーロッパを侵略し、武力によって必要なものを獲得すると。
西側同盟国は、ソ連政府の最後通牒を「はったり」だと考え、外交による危機回避を模索した。西側諸国は何度もソ連に対話を呼びかけたが、ソビエト連邦は、絶対に後戻りできない道を進む覚悟をすでに決めていた。緊張が高まるなか、ワルシャワ機構軍が徐々に臨戦態勢を高めていった。NATO軍も不本意ながら動員を開始し、鉄のカーテン沿いの防衛を増強した。程なくして第三次世界大戦が勃発した。
ソ連軍はヨーロッパへ侵攻、そしてアメリカ本土へ……。
シングルミッションはソ連軍がアメリカ・シアトルに上陸するミッションから、ヨーロッパでの戦い、アメリカ本土最終防衛までを描いた全14ミッションを用意している。ミッションをクリアしたり、副目標を達成するとメダルが授与され、またマルチプレイ対戦でも功績を上げることでメダルがもらえる。
M1A1エイブラムス、M60A3パットン、AH-64Aアパッチなどやソ連軍、NATO軍の歩兵を合わせると60種類以上のユニットが登場。それぞれのユニットは個々に煙幕、疾走、フレア射出や様々なミサイルを使用することが可能で、戦闘を有利に進めることができる。
ミッション中やマルチプレイで使用可能なナパーム、タンクバスター、重弾幕射撃、空爆などの戦術支援は19種類。マルチプレイは機甲、航空、歩兵、支援から選び、世界中のプレイヤーと8人対8人の最大16人で対戦が可能となっている。マップには強襲、占領、フロントラインの3種類があり、マップの種類によりアメリカ対ソ連かNATO対ソ連に分かれる。また、プレイヤーが少ない場合でもAIを入れ、多人数の対戦が楽しめる。
アメリカ合衆国
1776年7月4日にイギリスの植民地支配からの独立を宣言して誕生したアメリカ合衆国は、現在において最も大きな影響力を持つ国のひとつ。第二次世界大戦やベトナム戦争などの長い戦争の歴史を持ち、冷戦期にはソビエト連邦との全面戦争に突入する危険性が数十年にわたって続きました。世界最先端の強力な兵器を有するアメリカは、対外戦争でも本土防衛戦でもかなり強敵だ。
ソビエト連邦
1917年のロシア革命をきっかけに、1918年〜1921年の内戦を経て、1922年にロシア帝国に代わってソビエト社会主義共和国連邦が成立。第二次世界大戦では、ナチスドイツを打倒する上で重要な役割を果たした。しかしその後の冷戦時代におけるアメリカとの軍拡競争で、ソ連の経済は疲弊。驚くほど大規模な軍事力を誇るソビエト連邦軍はただ強大なだけではなく、士気もきわめて高い。
NATO
1949年4月4日に締結された北大西洋条約により結成された軍事同盟のこと。正式名称を「北大西洋条約機構」と言う。条約加盟国が他国の武力攻撃を受けた際には、加盟国が互いに協力して防衛に当たる軍事集団として機能する。ソ連軍が西ヨーロッパを侵略した場合、基本的にはNATO軍が守る。数多くの加盟国が保有する高度な軍隊によって構成されたNATO軍は、国際的軍事協力の好例と言える。
| 稼働環境 | |
|---|---|
| OS | Windows XP／Vista |
| CPU | Pentium4 2.0GHz 以上（推奨 2.5GHz 以上） |
| メモリ空容量 | 512Mバイト以上（推奨 1Gバイト以上（Vista 1.5Gバイト以上）） |
| HDD空容量 | 8Gバイト以上 |
| 3DグラフィックスカードおよびVRAM | DirectX 9.0c以上に対応したVRAM128Mバイト以上（推奨：DirectX 9.0c以上に対応したVideo RAM 256Mバイト以上） |
| Direct | 9.0c以上 |
| DVD-ROM | DVD-ROM必須 |
| その他 | DirextX対応サウンドカード |
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