ひと足お先にアップデート情報を披露――「マビノギ3周年記念オフラインイベント」(1/2 ページ)
ネクソンジャパンは、MMORPG「マビノギ」のサービス開始3周年を記念したファンイベントを4月12日(土)、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて開催した。
ネクソンジャパンの運営するMMORPG「マビノギ」がサービス開始より3周年を迎えるにあたり、「マビノギ3周年記念オフラインイベント」を4月12日(土)、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて開催した。本イベントには一般ユーザーから抽選で300名が招待され、当日は約260名が会場に足を運んだ。
この日のプログラムは、今後実装が予定されている大型アップデート情報がスクリーンショットとともに公開された他、マビノギに関する○×クイズや6サーバー対抗ゲーム大会、声優の田中理恵さんによるトーク&ライブなど充実した内容で、ユーザー同士もイベントを通して交流を図るなど、終始楽しげな雰囲気であった。
メインテーマは「火山」「ドラゴン」そして「気球」
ステージ上には司会のイソッチこと磯村知美さんの紹介で、devCATスタジオ 日本ローカライズ担当 ファン・チャンヒ氏、ネクソンジャパンゲーム 運用チーム始澤健太郎氏、同マーケティングチーム 島嵜直樹氏が登場。マビノギ未公開情報や4月17日から始まる大型アップデート内容について、まずはこの3人が解説を入れつつ紹介するパネルディスカッションで、イベントはスタートした。
最初に始澤氏が、イリヤ大陸最北端に位置する新エリア「ザルディン地方」を紹介。ザルディン地方は大きくわけて活火山地域、休火山地域、レネス島の3つで構成されており、間欠泉地帯や硫黄地帯、溶岩の吹き出る活火山地帯など従来のフィールドとは少し異なる光景が広がっている。間欠泉地帯には複数の温泉と温泉にはつき物(?)の猿がおり、実際に温泉に入ることもできる。プレイヤーの憩いの場となりそうだが、各温泉ごとにさまざまな効能が用意される予定で、痩せるもの、傷が治るもの、中には長時間つかるとキャラクターが太め体系になってしまう嬉しくないものもある。マビノギのシステムをうまく利用した遊び心のある内容だが、スリム体系を維持したいプレイヤーはご注意を。なお、温泉の効能だけは今年6月以降のアップデートでの実装が予定されている。硫黄地帯では実際に硫黄採集が可能。こちらも一定時間以上いると、キャラクターが硫黄中毒状態になってしまうとのことだ。
今もなお噴火し続ける「ラスパ火山」は本アップデートの中心となる場所で、雨の日だけ採集できる素材や長いクエスト、クエストを進行させないと入れないマップなどが用意されている。また、上空には飛行系モンスター「ワイバーン」が旋回してし、このワイバーンと戦うために必要となるのが、注目ポイントの1つである「気球」だ。気球はザルディン地方唯一の村、「カリダ探検キャンプ」にいるNPC「ケルピー」から購入し、ワイバーンへの対抗手段は、気球に装備されているバリスタや魔法といった遠距離攻撃のみで、空中戦闘が可能となっている。
続いて島嵜氏が本アップデートを象徴する生き物として登場する、3種のドラゴンやその他の新モンスターたち。そして新システム「化石採集」、ユーザーからの要望も強かったゲーム内郵便システム、ジャイアント専用の髪型、初心者エリアおよびキャラクター作成画面の改善といった細かい内容が伝えられた。化石採集については、硫黄地帯や活火山地帯での採掘中かモンスターからごく稀に入手でき、化石を使うとミニゲームがスタート。見事クリアすれば、探検経験値やゴールドなどがもらえるようだ。
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