10年の時を経て野茂選手と再びタッグ――「プロ野球チームをつくろう!」(2/2 ページ)
セガのニンテンドーDSソフト「プロ野球チームをつくろう!」のプロモーションキャラクターに野茂英雄選手が登場。ゲーム中にも実名で登場する。最新ムービーも公開。
スキルを発動して有利な状況を作れ
「野球つく」では、それぞれの選手に「スキル」が設定されている。スキルには、試合の特定状況において力を発揮するもの、試合全般において力を底上げするもの、観客動員など経営に影響を及ぼすものなどがあるが、このうち特定の状況下で発生するスキルが、試合展開においては特に重要になってくる。
例えば
- 「ゴロピッチャー」:ゴロを打たせる確率が高まる
- 「デーゲームに強い」:デーゲームで発動すれば打撃能力が高まる
- 「レーザービーム」:発動すれば、三塁・本塁で走者を刺すことができる
などのスキルは、発動するには条件が必要なものの、発動すれば試合状況が有利になる可能性が高まるわけだ。ペナント終盤の首位攻防戦がデーゲームで行われるときには「デーゲームに強い」スキルを所持している選手を起用すれば好結果を生むかもしれない。スキルの存在により、スキルで有利な状況に持ち込みやすい編成を考える、またスキルがどこで発動するか、試合を見る楽しみが増えるというわけだ。
やりこみ要素が高まった「10年プレイ」
前回の記事でお伝えしたとおり、今回の「野球つく」はプレイ年数を10年間とし、その繰り返しで遊ぶスタイルとなっている。ただし10年プレイといっても、10年が終了したらすべてリセットされてしまうわけではない。蓄積した資産を引き継いだプレイはできるので、これまでどおり長い期間をかけて最強チームをめざす遊び方ももちろん可能だ。
では、10年の繰り返しプレイになると、今回の「野球つく」ではどのような遊び方ができるのだろうか。資産を引き継いでのプレイは可能なので、これまでのシリ−ズどおり、ひたすら強いチームをめざす以外に、以下のような遊び方が考えられる。
- 10年ごとの短期的な目標ができる
- 10年ごとに違った遊びを楽しむこともできる
本作には10年ごとの成績を評価するシステムがあるので、ハイスコアをめざすような遊びもできるだろう。2周目では戦力もそろった状態でのスタートとなるため、1周目の成績を上回ることは簡単だ。そして、今度は3周目で2周目の成績を越えるべく、チームを計画的に運用する、といった究極的な遊びも可能になるわけだ。
そしてもう1つ。ルート選択により、今回は既存球団そのままでのスタートも可能となっているとのこと。ファン球団がある人なら、今シーズンの選手構成で遊びたいと思うのは当然だ。現実どおりの編成でチャレンジし、今シーズンの結果をゲームで占ってみるという遊び方もできるわけだ。
最新ムービーを紹介
今回も「野球つく」の最新ムービーが届いたのでご紹介しておこう。
*** 一部省略されたコンテンツがあります。PC版でご覧ください。 ***
プロ野球チームをつくろう! | |
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対応機種 | ニンテンドーDS |
発売日 | 5月22日 |
価格(税込) | 5040円 |
ジャンル | スポーツ育成シミュレーション |
プレイ人数 | 1〜2人 |
CERO | A区分(全年齢対象) |
社団法人 日本野球機構承認
NPB BIS プロ野球公式記録使用 社団法人 全国野球振興会公認
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