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「RO」、次期アップデート「モスコビア」は5月27日実装予定(1/2 ページ)

4月28日からスタートするMMORPG「ラグナロクオンライン」の公認ネットカフェにおける「IPスルーシステム」導入を記念して発表会を開催。次期アップデート「モスコビア」についての詳細も発表された。

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画像 ガンホー・オンライン・エンターテイメント オンライン事業部 菊池康之氏(右)と、司会を務めてくれたラグナロ娘でおなじみの乾曜子さん(左)

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは4月28日、同日よりスタートするMMORPG「ラグナロクオンライン」(以下、RO)の公認ネットカフェにおける「IPスルーシステム」導入を記念して、「ラグナロクオンライン公認ネットカフェ特典スタート記念式典」を開催した。同イベントには一般ユーザー100名が招待され、ネットカフェ特典の詳しい内容のほか、次期大型アップデート「モスコビア」について最新情報が発表された。

 IPスルーシステムを利用したネットカフェに対するライセンスサービスは、すでに同社のMMORPG「エミル・クロニクル・オンライン」で2006年12月より始まっており、ようやく同様のサービスが「RO」で本日より提供される。これを記念してキャンペーンを実施。4月28日の定期メンテナンス終了後から5月7日の午前10時までの期間に「RO」公認ネットカフェでプレイすると、獲得経験値が通常の3倍、デスペナルティが50%軽減されるほか、支援NPCによるHP/SP無料回復や各種ダンジョンへの転送、属性付与といった特別サービスが受けられる。なお、ワールドの仕様が最初から異なるウルドサーバーの場合は取得経験値が6倍に、有料アイテム「戦闘教範」の効果も併用されるとのことだ。

 また、同社オンライン事業部マーケティング本部の菊池康之氏は、今後行いたいネットカフェからのプレイ特典として、ネットカフェでの対戦(PvP)、従来は絵柄が変わるだけだった1Dayチケットへの新機能追加、専用マップの実装、非売品グッズの充実などが企画案として出ていることを公開。このうち1Dayチケットについては既に何らかの動きがあるようだが、いつ頃どんな機能が追加されるのかといった細かい部分については発表されなかった。

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中級者向けエリア「モスコビア」

画像 小さな島「モスコビア」では、建物も出現するモンスターの外見も今までとは少し異なり、ロシア版「RO」の空気がちょっぴり味わえる

 続いて同社オンライン事業部ゲームサービス部 廣瀬高志氏による、次期アップデート「モスコビア」に関する説明が行われた。「モスコビア」はロシア版「RO」のオリジナルマップだったもので、ロシアに伝わる説話をベースにしたクエストやマップ、モンスターが登場するのが特徴だ。廣瀬氏によれば、前回の大型アップデート「名もなき島」がかなり高レベルユーザ向けだったのに対して、モスコビアは中級者を対象に、ソロプレイでも十分楽しめる内容になっているとのことだ。

 モスコビアへの移動は港町「アルベルタ」から、10,000zenyを支払うだけ。ただしそこからフィールドやダンジョンを散策するためには、クエスト「クジラ島をたずねて」を進めることが必須条件となっている。クエスト開始条件などは特に設定されていないので、アルベルタからの船賃が支払えれば、誰でも挑戦可能だ。モスコビアエリアはフィールドと、1〜3層のダンジョンで構成されており、「レス」「ババヤガ」「ウジャス」「マプカ」といった新モンスターと、MVPボスモンスター「コビニッツ」が出現する。MVPボスは別として、新規モンスターはいずれもDEF値やHPが低かったり、有効な攻撃方法が分かりやすいため、中級者にとっては狩りやすい敵となるだろう。

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 その他、料理アイテム「パンケーキ」が作れるようになる「泣き虫ミハイル」や冬の厳しいロシアに似合う頭装備、「耳あて帽」がもらえるサブクエストも用意されている。従来の大型アップデートでは必ず同時に各種装備品が実装され、ユーザーの新たなモチベーションとなっていたが、今回はこの耳あて帽のみとなっているので、変わり種装備品のコレクターにはぜひ頑張っていただきたい。


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