新しい友達作りませんか?――新感覚のオンラインコミュニティゲーム誕生:「POKIPOKI」プレイリポート(1/2 ページ)
ハンビットユビキタスエンターテインメントが5月20日から開始した3Dコミュニティサービス「POKIPOKI β-なかよし編-」。同社が手がける新たなサービスの中身とは?
MMORPGとはひと味違うオンラインゲーム登場
ハンビットユビキタスエンターテインメント(以下、ハンビット)といえば、アメリカ開拓時代をテーマにしたMMORPG「グラナド・エスパダ」や、蒸気の世界を舞台にしたファンタジーMMORPG「ネオスチーム」などのオンラインゲームを運営する会社だ。そのハンビットが、3Dコミュニティサービス「POKIPOKI β-なかよし編-」のサービスを5月20日から開始した。ハンビットが新たに手掛ける“3Dコミュニティサービス”とはいったいどんなものなのだろうか。サービス開始に先立って、ハンビット本社で先行体験させてもらったので、その中身と雰囲気をお伝えしよう。
まず最初は、自分の分身となるキャラクターを作成するところから始まる。キャラクターは、男女それぞれ3種類が用意されており、さらに1種類ごとに肌と瞳の色が違う2パターンがある。3Dアニメ風のキャラクターでとてもかわいらしいのが特徴だ。キャラクターを決めたら次は自分の家となる“ミニルーム”のデザインを6種類のなかから選択。壁紙や床の色、窓の装飾、ベッドの種類などが異なるが、どれも最初からベッドとポストが置かれている。どれにするか悩みどころだったのだが、ハンビットの担当の方から「あとでデザインは自由に変えられますよ」との言葉をもらい、筆者が好きなブルーカラーを基調にしたものをチョイス。
すべての設定が完了すると、自分のミニルームの中に現れる。すると、ゲーム内でキャラクターが持っている携帯電話が鳴り、電話に出ると「アンナ」という美人のお姉さまが登場。操作方法や本作のシステムなどを教えてくれた。画面に表示された携帯電話をよく見ると「POKIPOKI GAMEGUIDE」と書かれているので、これがいわゆるヘルプの役割を担っているのだろう。
アンナの指示にしたがって、操作の練習を進めていると画面右下に「経験値10を獲得しました」というメッセージが表示された。指定された行動を取れたことの報酬のようだ。筆者は、3Dコミュニティサービスという名前から、ミニゲームやチャットが楽しめるツールといったものを勝手に想像していたので、経験値という概念があることに驚いた。キャラクター情報画面を見てみると、レベルや経験値、熟練度など、オンラインRPGと同じようなパラメータが表示されていた。これらがどのようにプレイに関わってくるのだろうか。とても楽しみになってきた。
ゲーセンで友達ゲットだぜ!?
ミニルームを飛び出すと、そこに広がっていたのは童話に出てきそうなかわいらしい世界。ポストがキノコの形をしていたり、街灯が花をモチーフにしていたりと、街の雰囲気はとても明るく楽しげだ。歩きまわっていると、ニワトリのフーフーコッコ、猿のサルース・リーというNPCを発見。どうやらゲームセンターの係員のようだ。ゲームセンターに入ってみると、ロビー画面に移行。ここでルームを作成して対戦相手を待つなどして、ミニゲームを遊べるようになっている。8種類のミニゲームの名前が表示されているが、現在プレイできるのは次の2つ。そのほかの6つのミニゲームは、週ごとに順次実装されていくとのことだ。
耐えろ! トイレダッシュ
3人で1チームのチーム対抗戦。細長い廊下をひたすら走り、廊下の端にあるトイレへ駆け込むという一風変わったゲーム。トイレは1つしかなく、最初に駆け込んだ人が所属するチームの勝ちとなる。廊下には障害物が置かれているので、ジャンプして飛び越えたり、コースを変えてよけるのだ。障害物をよけきれないと、倒れてしまうので大きくタイムをロスしてしまう。ルール設定によっては、スピードアップするアイテムなどが置かれているので、アイテムを拾うことも重要となる。
破裂注意!バルーンバトル
3人で1チームのチーム対抗戦で、キーボードの方向キーを使ったゲーム。指定された方向のキーを押すと風船を割ることができる。たくさん風船を膨らませた人が所属するチームの勝ちとなる。風船は黄色、緑、オレンジ、青、赤の5色があり、同じ色の風船を膨らませ続けるのがポイントだ。
2つのミニゲームともに、簡単な操作で遊べるのでゲーム初心者でも楽しめるのがうれしい。チーム戦なので、仲間と協力して対戦できるというのもポイント。チャットでワイワイしゃべりながら遊んでいるうちに、知らない人とでも仲良くなれそうだ。また、ミニゲームそのものはシンプルなルールで、1回のプレイ時間は短い。お手軽に遊べることもあって、勝てば連勝を狙い、負けると悔しくて連戦してしまうため、結局時間を忘れて遊んでしまっていた。
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