家庭用ゲーム機での「ストリートファイターIV」の追加要素は?(1/3 ページ)
今年夏、アーケードで稼働予定の対戦格闘ゲームシリーズ最新作が、家庭用ゲームとして発売される。判明している登場キャラクターと、新システムについて紹介。そして、オリジナル追加要素とは?
「ストリートファイター」シリーズのナンバリングタイトルは、久しく発売されていなかった。そんな対戦格闘ゲームの金字塔を打ち立てた「ストリートファイター」の最新作「ストリートファイターIV」が、2008年夏にアーケードで稼働開始する。さらに、先日プレイステーション 3とXbox 360での発売が発表された。家庭用ゲーム機オリジナル要素もあるというがはたして?
「ストリートファイターIV」登場キャラクター一挙公開
本作のキャラクターは、当然次世代機クオリティの3Dポリゴンで立体表現され、お馴染みの必殺技もエフェクトでの演出が施されている。
不断の探求者――「リュウ」
師・剛拳より学んだ技をさらに昇華させ、日々修練を積む孤高のストリートファイター。彼の生き様や強さに惹かれる格闘家も多い。「真の格闘家」への道を求めて世界を旅していたが、その力を狙う陰謀に巻き込まれることに。
ストリートファイターシリーズといえばやはりリュウは外せない。もはやお馴染みの波動拳、昇龍拳、そして竜巻旋風脚を武器に「飛ばして落とす」といった戦法は今回も通用するのか?
紅蓮の格闘王――「ケン」
リュウの兄弟弟子にして親友、そして最大のライバル。アメリカを代表する財団、マスターズ家の御曹司でもある。新しい命を宿した妻のため、リュウからの再戦の誘いに応えることをためらうが、イライザの励ましを受け旅立つ。
必殺技はリュウとほとんど同じながらも、より蹴り技や昇龍拳の使い勝手に特化した性能となるケン。昇龍裂破を超える必殺技をひっさげての登場か!?
神脚美技――「春麗」
華麗な脚技で闘う、ICPOの捜査官。行方不明の父を探すため、18才で刑事になった。壊滅に追い込んだはずだったシャドルーの影を感じ取り、ガイルとともに調査を始める。
スピードと鋭い足技で差し込むように戦うという戦闘スタイルは不変ながらも、シリーズ毎に細かに技が変わる春麗。「ストリートファイターIII」より前の時代設定ということで、どんな技の変更が発生しているのかが気になるところだ。
熱血力士――「エドモンド・本田」
破天荒な相撲が常に注目を集める人気力士。番付は張出大関だが、その実力は横綱級とも言われる。相撲を「わあるどわいど」にするため、角界を飛び出して世界巡業の旅へ。
スーパー頭突きやスーパー百貫落としで攻めも守りも安定感のあったE.本田だが、新システムの追加などで戦法や立ち回りに変更が出るのだろうか?
密林の戦士――「ブランカ」
子供の頃乗っていた飛行機が密林に墜落して以来、たったひとりで戦い、生き抜いてきた、生粋の野生児。相手を翻弄する、型にとらわれぬ動きが持ち味。母に誇ってもらえる息子になるため、旅に出る。
トリッキーな技と素早い動きで相手を翻弄するのがブランカ流。ローリングアタック系の技はもちろん一通り揃っているので、戦い方が大きく変わることはないだろう。得意の電撃攻撃が相手にヒットすると、骨が見えるという演出が何気に注目のポイント?
赤く燃える肉体――「ザンギエフ」
赤きサイクロンと呼ばれるロシアのプロレスラー。そのたくましい肉体には、常に熱き血潮と愛国心がみなぎっている。自分を慕う子供との約束を守り、最強を証明するために、戦いへ身を投じる。
スクリューパイルドライバーを主力武器につかんで投げるスタイルはもちろん不変。一部のEX技にスーパーアーマー属性がついたことや、新システム「セービングアタック」の登場が有利に働きそうだ。
真空の刃――「ガイル」
米空軍に所属する軍人。親友ナッシュを殺したベガを討つため、復讐を誓った。マーシャルアーツに独自のアレンジを加えた技は、あらゆるものを切り裂くといわれる。複数の事件の裏にシャドルーの暗躍を疑い、春麗とともに立ち上がる。
過去シリーズではサマーソルトキックでの鉄壁の守りによって最強の一角だったガイル。果たして今回もそのプレイスタイルで突き進むことができるのか!?
懐深き行者――「ダルシム」
ヨガの奥義を極めたインドの修行僧。闘いによって他者を傷つけることに迷いつつも、家族の住む村を救うため、再び炎の技をふるうことに。
「ストリートファイターIV」はキャラクターが3Dで再現されているが、3D化されたことでダルシムの伸びる手足の表現には要注目。前ダッシュでは足を伸ばして移動するダルシムを見ることができる。
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