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意外!? 秋葉原“初”のゲームバー「A-button」が昭和通り口側にオープン日々是遊戯

新宿三丁目を中心に、最近あちこちに増えてきている「ゲームバー」が6月10日、ついにゲーマーの聖地・秋葉原にもオープンした。ということで、まだオープンしたばかりの店内に、さっそくお邪魔してみました。

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ゲームファンが楽しめる“たまり場”を

 店内には常時50種類を超える家庭用ゲーム機が置かれ、ゲームが好きな人同士集まって、好きなゲームを肴にお酒も飲める――そんな「ゲームバー」が6月10日、いよいよ秋葉原にもオープンした。ゲームバーと言えば、新宿三丁目の「16-shot」や「8bit cafe」などが有名だが、意外にも秋葉原での出店は初めてとなる。

 今回紹介する「GAME BAR A-button」は、電気街口とは駅を挟んで反対側にあたる、昭和通り口側にオープンしたゲームバー。カウンター9席、テーブル4席の小さなお店だが、店内のいたるところには新旧のゲーム機や関連グッズが並べられている。要望があれば、いずれも実際にプレイすることが可能ということで、ゲームファンにとってはたまらないお店ではないだろうか。平日は午前零時で閉店だが、週末と休祝前日には午前5時までの営業。新旧のゲームをつまみに、朝まで飲み明かせるのもうれしいところだ。

 出店のきっかけは、もともと“某ゲームメーカー”で、ゲームセンターの運営に携わっていたというオーナーの「ゲーマーが集まってワイワイ騒げる“たまり場”のような場所を提供したい」という思いから。近年、ゲームセンターの行き詰まりが叫ばれるなか、「ゲームファンが本当にゲームを楽しめる場」とは何かを考えた結果、ゲームバーという形に行き着いたのだそう。また秋葉原という場所を選んだ理由については、「ゲームバーと言えば新宿が有名ですが、あちらはちょっとオシャレなお店が多い。そうではなくて、こちらはもっとコテコテのお店にしたかったんです」とのこと。加えて、最近秋葉原に面白いお店がなく、「それなら自分が」という思いもあった。

 そんなわけで、店内にはファミコンやプレイステーション 3、Wiiなどはもちろん、セガのSG-1000やカセットビジョンといった懐かしのハードまで置かれており、特に筆者のような三十路のゲーマー世代としては非常に居心地がよろしい印象。今回は急な取材ということで開店前にお邪魔させていただいたのだが、今度はぜひプライベートで訪れてみたいと思う。


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