ゲームでエコを考える――「GAMERS HEART」プロジェクト
オンラインゲーム「真・女神転生IMAGINE」にて、「100万人のキャンドルナイト」に合わせて行われるキャンペーンの発表会が開催された。ゲームの世界でカーボンオフセットに協力できるプロジェクトとは?
ケイブが運営するオンラインRPG「真・女神転生IMAGINE」で実施される「真・女神転生IMAGINEキャンドルナイト計画」とは、“オンラインゲームで考える社会貢献”をうたうソーシャルプロジェクト「GAMERS HEART」と連動したキャンペーンだ。
何をするかというと、6月21日〜7月7日まで行われる「100万人のキャンドルナイト」に合わせて、6月19日〜7月31日の期間、「真・女神転生IMAGINE」の世界の一部が普段よりも暗くなるほか、GAMERS HEART公式サイトでカーボンオフセット活動への賛同金(100円)を送った人に、アイテム「ハートキャンドルネックレス」をプレゼントする。
本日はこの「GAMERS HEART」プロジェクトの発表会が、表参道にある「青山セントグレース大聖堂」で開催され、「GAMERS HEART」発起人である、ケイブの高野健一代表取締役社長、日本オンラインゲーム協会事務局長の川口洋司氏のほか、タレントの八田亜矢子さんが登場した。
「GAMERS HEART」発起人である、ケイブの高野健一代表取締役社長は「オンラインゲームはコミュニティがつながって成り立っている世界。そのつながりにエコプロジェクトである『キャンドルナイト』を重ねた」と語る。「最初は小さな光でも、それが集まることで大きな力になるのではないかと考えた」(高野氏)。
発表会では、キャンペーン期間中の「真・女神転生IMAGINE」について、デモも実施された。操作するのは八田さん。キャラクターも彼女に似せてあるものが使われていた。
「ハートキャンドルネックレス」は、装備しただけでは火はともらない。噴水の近くにいる、帽子をかぶった男性NPCに話しかけると、火をともしてくれる。
ただこのキャラクター、どこかで見たことが……と思っていると、テリー伊藤さんが登場。彼に似せて作られたNPCのようだ。「どちらかというと、ゲームとエコはミスマッチのように思えるが、多くのユーザーもいるし、その皆さんが地球環境について考えるのは大事なことだと思う」と伊藤さん。「“カーボンオフセット”は排出削減のためにもものすごく重要なこと」(伊藤さん)。
「夏でもクーラーは使いませんし、冬はオイルヒーターを使ってます」という伊藤さん。「地球は誰のものかというと、いまの我々のものではなく、未来の子どもたちのもの。これがエコの大前提。未来の子どもたちに渡さなければいけないんです」と語り、このプロジェクトに対する期待を述べた。
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