おもちゃショーで発見した新ジャンル「棒ゲ〜」を遊んでみたよ:日々是遊戯
「東京おもちゃショー2008」会場で見つけた、ちょっと変わった玩具「棒ゲ〜」。見た目はただの「棒」なのだが、一体これを使ってどう遊ぶのかというと……。
懐かしの「あの遊び」がオモチャに!
「東京おもちゃショー」が始まる少し前、バンダイが「棒をたたせろドットコム」という謎のティーザーサイトをオープンし、一部で話題となっていた。サイト内を見ても、「世界の棒、バンザイ!」とか「棒ネスブック」といった、意味不明なコンテンツが並んでいるだけで、商品説明などは一切なし。なんじゃこりゃ? と首をかしげていたところ、ようやくその正体が「東京おもちゃショー」で明らかになった。
その正体とはズバリ、バンダイが7月19日に発売する新感覚ゲーム「棒ゲ〜」。誰もが子供時代夢中になって遊んだ「手のひらの上でホウキを立たせる遊び」を、なんとオモチャにしてしまった――という商品だ。
ルールもホウキ遊びそのままで、「3、2、1、スタート!」の掛け声の後、何秒間手のひらの上で「棒」を立たせていられるかを競う――と、ホントにそれだけ。本体内にはスピーカーと加速度センサーが内蔵されており、棒を倒してしまうと「ドカーン」と爆発音が鳴ってゲームオーバー。タイムに応じて、「やれやれ」とか「やったな!」といったコメントがもらえる仕組みとなっている。
実際棒を手にとってみると、意外にズッシリとした手ごたえがあって、そのせいかバランスよく立たせるのはけっこう難しい。また長時間立たせていると、そのうち電話のコール音のようなサウンドを鳴らしたり、「好きな子はいるのか……?」と聞いてきたりと、あの手この手でプレイヤーの動揺を誘おうとしてくる。そんな子供だましにのせられるか! と思いつつも、こっちはバランスに全神経を集中しているわけで、意外にこういうチャチャが命取りになったりするので侮れない。何度か挑戦してみたが、筆者は15秒がせいぜいで、棒にも「やれやれ」と呆れられる始末。……ひょっとしてバランス感覚ゼロ!?
このほかにも、プレイヤーの「棒年齢」が分かるモードや、ロシアンルーレットのような「フリフリゲーム」など4つのサブゲームがプレイでき、価格は1890円(税込)を予定。ちなみに男声バージョンと女声バージョンの2種類が同時発売予定で、男声版はジャック・バウアーの吹き替えなどで有名な小山力也さんが、女性版は初音ミクの“中の人”こと藤田咲さんがそれぞれ声優を担当しているとのこと。
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