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ゲームにイメージガールはつきもの?週間ソフト販売ランキング

新作ラッシュで上位に大量ランクイン。夏のボーナスもあいまってか、なんだか景気のいい結果となっております。そういえば、ゲームによってはイメージガールが登場しますね。

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 ご覧のように、1位〜5位までの上位が6月26日発売の新作でずらりと並んでいる。特に3位までが10万本を超えており、夏のボーナス時期ということもあいまって、活気にあふれている。 

 1位の「ダービースタリオン」シリーズは、1991年にアスキーから発売されたファミリーコンピュータ用競馬シミュレーションゲーム「ベスト競馬・ダービースタリオン」をその起源としている。関東のレースにしか出走できなかった(関西のレースが一部のGI競走のみ)が、翌年「全国版」が発売されている。ほかの競馬シミュレーションゲームがPC版からの移植だったのに対し、本作はファミコン用として開発されており、システムが簡単なことも特徴のひとつ。1994年に発売されたスーパーファミコン版の「ダービースタリオンII」からブリーダーズカップが搭載された。

 さて、この「ダビスタ」シリーズにはイメージガールが存在する。初代が「ダービースタリオン96」(スーパーファミコン)の際に広末涼子さんが務め、その後「ダービースタリオン」(プレイステーション)でさとう珠緒さんが、「ダービースタリオン99」(プレイステーション)で優香さんと続く。その後、「ダービースタリオンアドバンス」(GBA)で小倉優子さん、「ダービースタリオン04」(PS2)で白石美帆さん、「ダービースタリオンP」(PSP)で里久鳴祐果さんと、現在まで6代続いている。

 このようにゲームによっては、認知度を高める意味もありイメージガールを立てることがある。イメージガールというわけではないが、歌手やタレントをCMなどに起用するのは、ゲームに限らず広告手法としてはよくあること。3位にランクインしている「大合奏!バンドブラザーズDX」のテレビCMでは、青山テルマさんがゲームを体験しており、商品のイメージを歌手やタレントに重ねて訴求効果を狙っている。だから、企業が起用する芸能人によっては、その商品をどの年代のどの層に向けているのかが見えてくる場合もある。起用される芸能人を見て、その商品のターゲット層を予想するのも一興ではないだろうか。

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