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追加曲カートリッジをのぞくと、実に4年ぶりの続編「大合奏!バンドブラザーズDX」が、もっとも伸ばしてランキングトップに躍り出た。

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 「大合奏!バンドブラザーズ」は、ニンテンドーDSと同日の2004年12月2日に発売となった音楽ゲームである。以後、追加曲カートリッジが翌2005年9月26日に、そして今年6月26日に続編となる「大合奏!バンドブラザーズDX」が発売となった。

 本作では、ニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して最大100曲まで新しい曲をダウンロードでき、自作曲も100曲ほど追加できる。つまり、初期からの収録曲31曲を加えると、実に231曲もの楽曲を手元に置いておけるのだ。ただし、一度ダウンロードした曲は削除できないというオトナの事情もある。

 使用できる楽器の数も58種類と豊富で、曲に歌詞をつけることもできるようになったほか、ラジオモードや歌声診断、鼻歌での検索など、かゆいところにも手が届く改良が施されている。特に注目したいのは、Wiiチャンネルを利用した「大合奏!バンドブラザーズDX専用 スピーカーチャンネル」ではないだろうか。これは、本作をWiiで演奏するためのもので、最大8人まで接続できるというもの。テレビのスピーカーを使用するので、環境によっては大迫力の演奏が実現できる。

 音楽ゲームにとって、楽曲数の追加と音質の改良は、切っても切り離せない、毎度の話題事である。基本となる部分を押さえながら、ほかの部分にも手を入れ、単なるアペンドディスクではない、正統進化形であることを強調している。ニンテンドーDSと同日発売ということもあり、当時本体といっしょに「大合奏!バンドブラザーズ」を購入したユーザーも多かったのだろう。こうした既存ユーザーを取り組み、新規のユーザーを引き込む施策が練られた結果ではないだろうか?

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