パジャマを着て冒険にでかけよう!――新感覚アクションMMORPG始動:「キノスワールド 〜パジャマの騎士〜」リポート(2/2 ページ)
GMO Gamesが7月11日からオープンβテストを開始した「キノスワールド 〜パジャマの騎士〜」。本作は、韓国で「LUDIX Online」という名前でサービスが行われていたタイトルが、日本向けに独自にリファインされたものだ。果たして、どのようなゲームとなっているのだろうか。
個性がハッキリとした4つの職業
「キノスワールド」では、レベル10になると転職できるようになる。現在、転職できる職業とその特徴は次のようになっている。
ファイター 最大HPと防御力が高く、スピードが遅い。持ち上げたオブジェクトを投げたり、盾を構えて攻撃を防ぐスキルを持っている。
シーフ スピードが速いが攻撃力は低い。ほふく前進で小さな隙間も通れる。ジャンプに失敗しても、やり直せる“ジャンプキャンセル”や宝箱を開けるスキルを持っている。
メイジ 防御力と最大HPは低いが、魔法を使って遠距離から強力な攻撃を仕掛けられる。短い距離ではあるが、テレポートを使って壁を通り抜けることもできる。
アーチャー スピードと攻撃力に優れているが、矢や弾にお金がかかってしまうのが玉に瑕。2段ジャンプが可能。
職業によって、それぞれキャラクターの性能が異なるのはもちろんだが、移動できる場所が変わるのが本作の特徴でもある。どの職業も、それぞれ持ち味が違っておもしろそうなので、どれに転職するか迷ったが、筆者は、鍵のかかった宝箱を開けるスキル“忍びの心”を習得できるシーフを選択。やはり、宝箱開けはシーフのロマンですよね! ただ、“忍びの心”は、1回使用すると、次に使用できるようになるまでに数時間かかるので、頻繁に使えないのが残念なところ。
転職すると各職業専用のスキルを習得できるが、スキルショップを利用すると新しいスキルを購入したり、スキルの性能をよくすることが可能だ。ともにお金がかかるほか、性能を上げるためには、“SP”が必要となる。SPは、経験値と同様にペイモンを倒すことで獲得できる。ちなみに、忍びの心はシーフに転職後にスキルショップで購入すると使えるようになる。新スキルはレベル10以降、4レベル上がるごとに1つずつ購入できるようになるので、どのスキルから買うか、さらには、どのスキルの性能を上げるかによって、キャラクターの個性を出すことができる。
夢が広がるファッションアイテム
「キノスワールド」は初期装備がパジャマに枕というように、キャラクターの見た目が楽しげなのも大きな魅力のひとつ。一般的なRPGに登場するような、剣や杖はもちろんのことだが、割り箸やほうきのような、ちょっと変わったものまで武器として使える。プレミアサービスで確認できたアイテムはほんの少しだけだったので、ほかにどんなアイテムがあるのか楽しみだ。筆者がプレイしているとき、メイド服や執事服、アフロのかつら、着ぐるみといったコスチュームを希望する会話をしているのをよく見かけた。多くのユーザーも、本作に着て楽しめる装備アイテムを求めているのだろう。
実際にプレイをしてみて、難しい操作を必要としないので初心者でも遊びやすくなっているように感じた。にぎやかで、ほんわかした世界観なので、特に女性には入り込みやすいだろう。だが、オブジェクトを利用したアクション要素は、長年ゲームをプレイしてきたゲーマーでも楽しめる。ゲーム経験の有無に関わらず、遊べるのが本作の魅力といえる。夏休みもすぐそこに迫っているので、今まであまりゲームで遊んだことがない友達を誘って遊んでみてはいかがだろうか。
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