ニュース
目指せ次代のクリエイター ――「PlayStation C.A.M.P!」開始
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、クリエイター発掘支援のためのプログラム「PlayStation C.A.M.P!」を開始すると発表した。作品の受け付けは2008年10月1日から開始。
advertisement
ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、クリエイター発掘支援プログラム「PlayStation C.A.M.P!」の活動を開始すると発表した。
「PlayStation C.A.M.P!」とは、PlayStation(プレイステーション)というフィールドで活躍するCreator(クリエイター)をAuditionによって発掘し、さまざまな才能やアイディアやセンスをMash Up(融合)し、新しい“何か”を生み出すProject(プロジェクト)として誕生したとのこと。前身プロジェクトである「ゲームやろうぜ!」(1995 年〜1999 年、2006 年実施)では、プレイステーションソフト「XI[sai]」や「どこでもいっしょ」などのミリオンセラータイトルを筆頭に、2006年は「無限回廊」、「勇者のくせになまいきだ。」、「MyStylist」など、多数の斬新な作品が新しいアイディアを持った合格者により創出されている。
「PlayStation C.A.M.P!」募集概要 | |
---|---|
応募資格 | 18歳以上、性別・国籍不問。経験不問。学生、社会人、ゲーム制作経験の有無、個人、グループ、法人などについて問いません。ただし日本在住の方に限ります。 ※ 未成年の方の応募は保護者の同意が必要です。 |
応募方法 | 公式サイトからのアップロード ※ひとり何作品でも応募可能。 |
作品受付期間 | 2008年10月1日〜末日(必着) |
選考期間(予定) | 一次審査(書類選考):2008年11月1日〜末日 二次審査(面接):2008年12月初旬〜 三次審査(面接):2009年3月初旬〜 ※選考委員は当社およびゲーム専門誌編集長を予定。 |
応募作品の形式 | インターネット経由でアップロードできるデジタルデータ |
募集作品例 | −「プレイステーション」フォーマットで実現したい企画・アイデア・シナリオ文書 −プログラム作品 −グラフィックデザイン作品 −動画作品 |
推奨アプリケーション | −2D 系:Photoshop / Illustrator / Painter / Freehand −3D 系:MAYA / Softimage / 3DSMAX / Lightwave / Shade / Strata −動画系:Premiere / LiveMotion / AfterEffects / Movie / GoLive −Web 系:Director / Flash / Dreamweaver / Fireworks −言語系:C / C++ / Visual C++ / VB −一般系:Word / Excel / Power point / Acrobat / Visio ※特殊な環境を必要とする作品の場合、審査の対象外とする可能性があります。 |
審査基準 | 「プレイステーション」フォーマットで実現できる作品に限定しますが、それがゲームである必要はありません。その独自性・技術力・先見性を評価させていただきます。“面白さ”を評価として積み上げる加点方式を審査基準とします。 |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「マイスタイリスト」荒木令奈氏インタビュー:「ファッションも娯楽」だと思う――女性による女性のためのツール
はじめはちょっとした思いつきだった。PSP専用カメラが発売されることを知った時、漠然と考えていた、ファッションに特化したソフトのアイディアがつながった気がした……。 - 「echochrome 無限回廊(仮)」は“そぎ落としの美”
東京ゲームショウ2007のソニー・コンピュータエンタテインメントブースで初出展された「echochrome 無限回廊(仮)」。どのような経緯でこのゲームが生まれたのか、制作者の藤木淳さんと鈴木達也プロデューサーに話を聞いた。 - 「ゲームやろうぜ!2006」で一獲千金を目指すための支援企画:あなたもいっしょに「ゲームやろうぜ!」
ソニー・コンピュータエンタテインメントが開催中のゲームクリエイターオーディション「ゲームやろうぜ!2006」。過去1995年から1999年の間にも6回開催され、その第3回合格者であり、「どこでもいっしょ」の開発者として知られている南治一徳氏と、SCEJシニアバイスプレジデントの桐田富和氏に、ゲームやろうぜ合格までの道のりや、今回の復活に至る経緯について話を聞いた。