バイオハザードシリーズ初のフルCG長編作品「バイオハザード:ディジェネレーション」詳細発表
カプコンとソニー・ピクチャーズが共同で製作するシリーズ初のフルCG長編作品の詳細が明らかになった。全国3カ所で10月18日に公開される。
カプコンとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、現地時間の7月25日、北米カルフォルニア州サンディエゴにて開催されている北米最大のポップカルチャーイベントである「コミコン・インターナショナル」において記者会見を行い、両社が共同で製作するフルCG長編作品「biohazard:DEGENERATION」(バイオハザード:ディジェネレーション)の詳細を全世界に向けて発表した。
「biohazard:DEGENERATION」は、1996年発売のテレビゲームに始まる「バイオハザード」シリーズの世界を初めてフルCGによって描く長編作品で、監督は「日本沈没」や「L Change the WorLd」の特撮監督として知られる神谷誠氏が、脚本には「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」、「CASSHERN」などでSFにリアルな社会情勢を織り込むことを得意とする菅正太郎氏が起用されている。なお、制作には「アップルシード」、「エクスマキナ」などを送り出したデジタル・フロンティアが、「バイオハザード4」、「デビル メイ クライ 4」の開発も含め数々のゲーム製作に携わってきたカプコンの小林裕幸氏がプロデュースを担当する。
この作品は、本年10月18日(土)より、東京・新宿ピカデリー、大阪・梅田ブルク7、名古屋・ミッドランドスクエアシネマの全国3館で、2週間の期間限定によるデジタル上映で劇場公開されることになっている。上映時間は約98分。
「biohazard:DEGENERATION」に登場するキャラクターは、ゲーム版「バイオハザード2」の主人公であるレオン・S・ケネディとクレア・レッドフィールドの2人を軸に、ラクーンシティの惨劇から7年後に発生した、アメリカ中西部のとある空港で巻き起こる恐るべきバイオテロと、それが引き金となった氾濫するゾンビとの壮絶な闘いが描かれる。
「バイオハザード」は、ゲームを原作とした実写版では近年まれにみる異例の大ヒットを収めているだけに、期待度も高い。
10月18日から2週間限定世界先行上映
新宿ピカデリー、大阪ブルク7、名古屋ミッドランドスクエアシネマにて
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
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