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テレビゲームの専門調査会社であるメディアクリエイトは、7月27日の集計の段階でPSPの国内累計実売台数が1000万台を突破したと報告した。PSPは、2004年12月の発売から、およそ3年7カ月での達成となる。
1000万台達成の背景には、2007年9月に発売された新型PSPや、2008年3月発売のソフト「モンスターハンターポータブル2nd G」(累計実売本数約230万本)が本体の売上を牽引。2008年上半期のハード販売台数が214万台と押し上げ、PSPがトップを飾ったかっこうだ。PSPソフト全タイトルの累計販売本数も2500万本と堅調で、装着率はおよそ2.5本となっている。
報告によると、「PSPのユーザー層の変化をみると、2005年に発売されたソフト『モンスターハンターポータブル』の人気により中高生を中心に支持を得ていたがその後、続編の『モンスターハンターポータブル2nd』、『モンスターハンターポータブル2nd G』が大ヒットしたことにより、ユーザー層は中高生だけでなく小学校高学年〜大学生といった若年層に拡大していった」と分析している。
過去の主要ハードの販売台数の推移を見ると、販売台数が500万台を越え、1000万台を突破したハードはすべからくその後近いうちに1500万台以上の販売台数を記録している(PS、PS2、GBA<GBASP、GBM含む>、DS<DSLite含む>)。今後の動向に注目したい。
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