多人数戦闘に特化したバトルシステムを公開――「Lost Eden 〜神々のきえた国〜」
ゲームズアリーナは、ZEMI Interactive開発のMMORPG「Lost Eden 〜神々のきえた国〜」のバトルシステムを公開した。
「Lost Eden」は、「あなたの意思が世界を変える」をコンセプトに、ユーザーとともに物語が進行していくMMORPG。「Lost Eden」の世界は、3つの王国からなっており、プレイヤーは自分が属する国を選び、メインシナリオの流れに従ってゲームを進めていく。過去・未来と時空を超え、時には人の記憶の中へ飛び込みながら、隠された秘密を解き明かしていくのが目的だ。
本作では3つの国が対立しており、それぞれその中で「安全地域」、「中立地域」、「戦闘地域」に分けられている。各国の首都が存在する地域と、その周辺の地域が「安全地域」となっており、mob(モンスター)に襲われることなく、また、他プレイヤーとの戦闘も発生しない。中立地域は、どこの国にも属していない地域で、さまざまなモンスターとの戦闘やクエストが楽しむことできる。
そして、戦闘地域では、リアルタイム戦闘が行われ、1対1の対人戦闘から、多人数戦闘のギルド戦、地域占領戦、攻城戦といった多彩な戦闘システムが用意されているのが特徴。戦闘に勝利したプレイヤーたちは、占領地域のみから獲得できる強力な武器などのアイテムや、レイド用インスタンスダンジョン、地域用バフ(キャラクター強化)、追加経験値などの多彩な特典を得られる。
バトルシステム解説
そもそも、戦闘地域は「3つの占領可能地域」と、「1つの城」によって構成されている。占領戦を通じてより多くの占領可能な地域を支配した国家が攻城戦を展開でき、レベルや所属ギルドに関係なく攻城戦に参加できる。攻城戦を展開する攻城ギルド、または守城ギルドは、攻城・守城のために傭兵を募集することができ、プレイヤーが傭兵として参加を申し出ると、レベルや所属ギルドに関係なく攻城戦に参加可能だ。攻城戦に参加したプレイヤーは、自身の貢献度と攻城戦の勝敗によって報奨が得られる。
なお、戦闘地域が占領できる占領戦は、攻城戦の前哨戦となる。総計27ある地域ごとに、1日1回行われる。勝敗は、各地域にいる「守護神」を倒すことによって決する。攻撃側は、地域のガーディアンとも言えるゲート(門)を守る者たちと対戦し、入り口を突破した後、奥にいる守護神に攻撃を仕掛けることになる。守護神は、体力が減ると強力なモンスターへと変身し、攻守両陣営に攻撃を開始する。戦闘時間内に守護神が倒されると攻撃側の勝利となり、守護神を防衛すると守備側の勝利となる。
リアルタイム・ストラテジック・コマンド・システム
「ビジュアル的に表現された命令システム」と表現される「リアルタイム・ストラテジック・コマンド・システム」(以下、RSCS)は、本作の特徴ともいえるダイナミックな戦闘が味わえる集団戦闘システムだ。命令を効果的に伝えるため、ビジュアル的に表現された指示を画面に直接表示することで、プレイヤーが指揮するパーティやギルド、あるいは隊員に、より直接で確実に内容を伝えることができる。
指揮官は、ミニマップを確認しながら、敵や味方の状況をリアルタイムに把握でき、必要に応じて隊員に移動や攻撃、あるいは地域の防衛などの命令をマウスのクリックにて、伝達することができる。隊員には、その命令を遂行することで得られるボーナスがあるため、指揮官の命令を遂行することは、自身にも有利となり、部隊全体を勝利に導く要素となっている。
ちなみにRSCSは、占領戦や攻城戦のためだけのシステムではない。プレイヤー同士の協力が必要となるような強力なモンスターとの戦闘において、効果的なレイド戦闘を行うときにも、RSCSは活用できる。
現在、公開されているティーザーサイトでは、このバトルシステム紹介のほかに、スクリーンショットや4コマ漫画が追加されている。
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