“戦略”と“合戦”――2つのパートで構成される「采配のゆくえ」
「真・三國無双」シリーズなどを手がけたコーエー社内開発チーム“ω-Force”が開発を担当するニンテンドーDS用ソフト「采配のゆくえ」。今回はゲームのメインとなるシステムや登場キャラクターなどを紹介していく。
合戦アドベンチャーである「采配のゆくえ」のストーリーは、複数の“話”で構成されており、各話は「関ヶ原の戦い」の各戦局をひとつの“章”として、章立て形式で進行する。また、各章は大別して「戦略パート」と「合戦パート」に分けられる。
戦略パートでは、合戦前に戦場や陣地を巡り、合戦に勝利するための情報収集や工作を行う。選べるコマンドは「会話」「移動」「注目」「使用」の4つで、プレイヤーの分身となる石田光成を操作しながら、さまざまな場所や武将の元を訪れ、相手との会話によって得られるアイテム「言ノ葉」「所持品」を収集していく。これらを利用し、各局面において適切な選択肢を選ぶことでストーリーが進行する。
合戦パートでは、自ら出陣するのではなく、西軍の大将として、本陣にいたまま武将たちからの「報告」を受けて行動を決めることになる。戦況の把握は、すべて武将たちの報告に頼ることになるため、与えられた情報から敵布陣の弱点を見抜き、「伝令」で適切な指示を出す必要がある。
合戦パート中は、画面右上に味方軍の“戦意”を表す「五つの矢羽」が表示される。五つの矢羽は不適切な指示を出した時などに失われていき、すべてなくなった場合、味方軍の戦意が失われたということでゲームオーバーとなってしまう。
なお、各武将の報告は、あくまでもそれぞれが置かれている主観で語られるため、プレイヤーは、それらの報告を客観的に判断しなければならない。また、信頼が薄い時は、伝令を出しても味方が指示を受け付けないことがあり、このような場面では「説得」を行い、武将を説き伏せる必要があるという。
●大谷吉継(おおたによしつぐ)
西軍。石田三成の親友。豊臣秀吉をして「百万の軍を指揮させてみたい」と言わしめた、優れた軍才の持ち主。しかし、死病に冒され、視力を失っている
●井伊直政(いいなおまさ)
東軍。徳川家康の家臣。家康に心酔しており、その言葉・行動はすべて正しいと信じている。ひるがえって、家康の敵は、すべて悪である
●福島正則(ふくしままさのり)
東軍。豊臣秀吉に重用された、豊臣家の家臣。石田三成を嫌って、東軍に属す。優れた武力を誇るものの、やや思慮に欠け、ダマされやすい
●謎のくの一
神出鬼没のくノ一。その経歴、目的のいっさいが、謎に包まれている。
采配のゆくえ | |
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発売日 | 10月23日発売予定 |
価格(税込) | 5040円 |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | 合戦アドベンチャー |
発売元 | コーエー |
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