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ソフトウェアダウンロードのススメ――Wii編あれこれ迷わないためのダウンロードゲーム講座(2/4 ページ)

第3回目となる「あれこれ迷わないためのダウンロードゲーム講座」、今回は発売から約1年半で国内累計販売数640万台を達成したWiiのダウンロード用ゲームについて。Wiiならではのリモコン操作で遊べるゲームや懐かしのハード、スーパーファミコン、NEO GEOなどが遊べるゲームの魅力について迫る。

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Wiiのダウンロードゲーム。オススメタイトルをピックアップ

 今回は、RPGやシミュレーションなどの1人でじっくり遊べるタイトルや、複数人で集まってワイワイとプレイできるタイトルをピックアップした。Wiiのバーチャルコンソールでは、ゲーム内のセーブの他に中断機能もあり、この機能を使えば次回ゲームをプレイするときに中断したままの場所から始められるのでRPGやシミュレーションなどの時間がかかるゲームもプレイしやすくなるだろう。

「バーチャルコンソール」

「ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会」

落ちている武器も利用してトップを目指していく「クロスカントリー」
「かちぬきかくとう」では、特定の選手が持つ「ひっさつわざ」が効果を発揮する
  • ハード:ファミリーコンピューター
  • ジャンル:アクション
  • Wiiポイント:500ポイント
  • メーカー:アークシステムワークス

 さまざまなハード、ジャンルのゲームに登場してきた「くにおくん」の「ダウンタウン」シリーズの2作目。4人までの同時プレイに対応しており、みんなでワイワイ遊べるのが魅力のアクションゲーム。それぞれ異なる力を持った選手が所属する4つのチームから使用するチームを選び、殴る、蹴る、武器を使用が認められているなんでもアリの運動会で総合優勝を目指す。民家や下水道など所構わず町内を一周する「クロスカントリー」、バネやベルトコンベアーなどの障害の置かれた部屋をパスしてゴールを目指す「しょうがいべや」、画面中央の棒の上に置かれた玉を割る「たまわりゲーム」、4人で最後の1人になるまで戦う「かちぬきかくとう」の4種目の競技がある。この4種目の競技を行って、総合優勝を目指していく。複数人でのハチャメチャプレイは楽しいので、ぜひとも4人集まってのプレイをオススメしたい。


「ファイアーエムブレム トラキア776」

マップ画面では、青色は味方、赤色は敵で表示されている
戦闘画面では、武器や魔法などの攻撃方法も細かく表示される
  • ハード:スーパーファミコン
  • ジャンル:シミュレーションRPG
  • Wiiポイント:900ポイント
  • メーカー:任天堂

 1990年に1作目が発売されてから、今なお多くのファンに愛され続けているシミュレーションRPG「ファイアーエムブレム」シリーズのひとつ。舞台はユグドラル大陸のトラキア半島、故国を追われたリーフ王子がレンスター王国復興のためにおこした聖戦を描いたストーリーとなっている。ゲームはプレイヤーが自軍のキャラクターを動かす、敵を攻撃するなどの命令を出し、行動が終わると敵のターンに移る、いわゆるターン制のシミュレーションもの。剣や斧を使って近接攻撃をする「ウォーリア」、弓を使って遠距離攻撃を行う「ボウファイター」、騎乗によって行動範囲が広い「ランスナイト」などのさまざまなユニットの特性を生かして数々の戦場を戦い抜いていく。トラキア776の前作にあたる「ファイアーエムブレム 聖戦の系譜」もバーチャルコンソールにて配信されているのでこちらもプレイしてほしい。


「イチダントアール」

RPGのような「クエストモード」は敵と出会うとお題となるゲームが表示される
同じ色のカエルを大きい順に重ねていくゲーム、「入れカエル!」
  • ハード:メガドライブ
  • ジャンル:パズル&アクション
  • Wiiポイント:600
  • メーカー:セガ

 アーケードでリリースされ、大人気を博した「タントアール」シリーズの続編「イチダントアール」は20種類以上ものゲームが詰め込まれているパズル&アクションゲーム。さらわれた姫を助け出すために、ゲームをクリアしながら城を目指す「アーケードモード」、RPG風の物語になっている魔王を倒すために必要な「賢者の石」を集めていく「クエストモード」、スゴロク状の進み、止まったマス目のゲームで対戦する「コンペモード」などの4つのモードが用意されている。ミニゲームはお手本と同じ順番で物を打ち抜いていく「二酸化ガンマン」や4人のバッターのうち、1番多く球を打ち返したバッターを当てる「振る振る天国」など、ユニークなネーミングのものが盛りだくさん。最大で4人同時の対戦プレイもできるので、1人でも、みんなでパーティーゲームとして遊ぶのもいいだろう。


「イースI・II」

フィールドにいる敵に体当たりすることでダメージを与えられる
イベントでは、アニメーションのカットインが入ることもある
  • ハード:PCエンジン
  • ジャンル:アクションRPG
  • Wiiポイント:800ポイント
  • メーカー:日本ファルコム

 パソコンでリリースされファミリーコンピューターやメガドライブなどさまざまなハードに移植されてきた人気アクションRPG「イース」シリーズのIとIIがセットになったタイトル。赤毛の17歳の少年「アドル」が冒険をしながら失われし古代王国「イース」の謎を解き明かしていく。戦闘では、敵に体当たりをすることでダメージを与える、少し変わった方法になっている。敵の正面から向かっていくと、反撃を受けてしまうので、背後や半身の状態で体当たりすることが戦闘のカギになる。アニメーションカットやキャラクターボイスも入っており、知っている人には「おっ」となる声優が起用されているかもしれない。Iをクリアするとレベルやステータスを引き継いでIIが始まる形になっており、ストーリーも追いやすいので、「イース」シリーズ未プレイの人にぜひオススメしたいタイトルだ。


Wiiウェア

「ことばのパズル もじぴったんWii」

クリア条件を満たしてパズルを解いていく「ひとりでパズル」の問題は200ステージも用意されている
対戦モードは人相手だけでなく、コンピューターも相手にできる
  • ジャンル:パズル
  • Wiiポイント:1000
  • メーカー:バンダイナムコゲームス

 2001年にアーケードでリリースされて以来、幅広い年齢層に親しまれてきた「ことばのパズル もじぴったん」シリーズのWii版。文字をつなぎ合わせて、言葉を作っていくパズルゲームで、登録されている辞書はシリーズ最大の13万語以上もの言葉が収録されている。プレイ中、自分で予期せぬ言葉ができることもあるが、それを含めて起こる連鎖が気持ちよく、知らない言葉が出てきて「そんな言葉もあるのか」と楽しめる。Wiiリモコンを使用してのポインティング操作にも対応しているため、直感的な操作も可能になっている点もおもしろく、対戦プレイの「ふたりで対戦」ではひとつのコントローラーを順番に使用することでも対戦できる。また、オンラインプレイに対応した「Wi-Fi対戦」も用意されているので、全国のもじぴったんプレイヤーと腕を競い合ってみるのもいいだろう。


「小さな王様と約束の国 ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」

建物を造り、国を発展させていくと、人がどんどん増えていく
夜になると大臣の「チャイム」が迎えに来て、王様の1日も終わる
  • ジャンル:国造りRPG
  • Wiiポイント:1500
  • メーカー:スクウェア・エニックス

 ゲームキューブや、ニンテンドーDSでリリースされている「ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル」シリーズの新作である本作は、今までのシリーズとはちょっと変わった内容になっている。主人公の小さな王様レオは長い放浪の旅の末に、とある辺境の地にたどり着く。そこで「クリスタル」から授かった「建築術(アーキテクト)」という不思議な力を使って民家や武器屋などの建物を造り、国を発展させていく、ややシミュレーションゲームに近いシステムになっている。プレイヤーは「おふれ」を出して、冒険者に特定の地域を探索、冒険者を成長させたり、研究用の素材を手に入れたりしていく。冒険者は「戦士」、「黒魔導師」などのジョブに就くことができ、建造物で「訓練場」や「武器屋」を作ることで、冒険者をさらにパワーアップさせられる。また、別途課金によるコンテンツのダウンロードではキャラクターのコスチュームや、新ダンジョンをダウンロードできる。


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