+D Games Weekly Access Top10
2008年08月25日〜2008年08月31日
- いいえ、バグではありません――米EA、ユーザーからのバグ指摘に対し動画で反論
- レベルやお金の販売はアリ? ナシ? 「TOV」のダウンロードコンテンツをめぐって議論白熱
- 必要なのは勇気と戦略と、たまにリセット? ニンテンドーDSで元祖ロールプレイングシミュレーションを
- メイド喫茶が戦場に!? 「バトルフィールド:バッドカンパニー」を楽しみながらメイドさんに萌えるべし!!
- アメリカンなハードにほとばしるジャパニーズ・サブカルチャー
- さらに高画質になった新型PSP、10月に発売
- プレイヤーの心のゴールに突き刺さる
- メンチビーム、PSPに登場――「喧嘩番長3〜全国制覇〜」発売決定
- ボンバーマンの次なるフラッグシップへ――「ボンバーマンオンライン Japan」オープンβテストへ向けて
- 「PSP×FON」8月22日よりサービス開始
ゲームやシステム、機器にバグや不備があった際、「それは仕様です」と言い張る、冗談のような、でも相手は本気の対応を取られることがあります。世に出してしまったものを今さらごめんなさいとは言えない、オトナの事情があるのでしょう。ネットワークを介してアップデートできるならばまだしも、ソフトウェアとして販売してしまったものだと、えらいことになるからです。
動画共有サイト「YouTube」において、エレクトロニック・アーツ(EA)の「Tiger Woods PGA Tour 08」でタイガー・ウッズが水面に立ちチップインを決めるという、普通ならバグと言える指摘が投稿されました。これに対して、大人げない……いや、大人でしかできない反論についての記事が、先週もっとも注目を集めました。EAは、YouTubeの動画レスポンス機能を使って「反論動画」を投稿。そこには、実際にタイガー・ウッズが水の上に立ってショットをし、あまつさえ放ったショットがカップに吸い寄せられていくというものでした。タイガー・ウッズはやっぱりすごかったんです。
ここまでされたら、なるほど仕様だったのかと笑わずにはいられません。少なくとも自分は笑いました。この動画の一連の流れ自体、壮大な仕込みだったんじゃないかとさえ疑うほどに。
間違いは誰にだってあります。もちろん、お金を払って購入しているのですから、完ぺきな状態であるべきなのですが、いかんせん人が作るものなのでなかなか完ぺきは難しいのかもしれません。何かしらのバグが発生することは、どんな商品でもありえることなのです。そんなバグが見つかった時、こうした対応だとある意味“おいしい”と思ってしまうのですが……自分だけですかね?
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