ぐうたら少女が織り成す錬金術の物語――「アニーのアトリエ〜セラ島の錬金術士〜」
錬金術RPG「アトリエ」シリーズの最新作が2009年冬に登場する。主人公は錬金術の才能に恵まれながらも、面根が面倒くさがりで、努力や根気といった言葉が大嫌いな少女・アニー。彼女は玉の輿になるため、リゾート開発に尽力していくこととなる。
ガストから2009年冬に発売予定のニンテンドーDS用ソフト「アニーのアトリエ〜セラ島の錬金術士〜」は、ちょっと面倒臭がりな女の子「アニー」が、リゾート開発を通して玉の輿を目指すRPGとなっている。
前作「リーズのアトリエ〜オルドールの錬金術士〜」(レビューはこちら)では、ランデル王国のお姫様「リーズ(リゼット)」が、銀行に差し押さえられた王国を取り戻すため、つまり借金返済のために錬金術を駆使したが、本作ではリゾート開発のために錬金術を利用することとなる。
リゾート開発を進めていく方法は「錬金術大会」「リゾート施設の運営」の2つがあり、錬金術大会はゲーム内の半年に一度の間隔で行われる。優秀な成績を修めると、成績に応じたたくさんの賞金が得ることでき、その賞金を利用してリゾート施設を建設するというわけだ。
錬金術大会で優秀な成績を修めるには、普段から錬金術を行わなければならない。冒険者ギルドでアイテム調合の依頼を受けた後、調合に必要なレシピや材料となるアイテムを集める。それを錬金術で調合してギルドに収める、といったシリーズではおなじみの流れは健在だ。
なお、建設したリゾート施設は、管理人を置くことで運営することができる。施設の売上により、リゾート開発の貢献度が変わってくるそうなので、しっかりと管理する必要があるだろう。
ぐうたら少女、島送りにされる? 〜プロローグ紹介〜
根が面倒くさがりで、努力や根気といった言葉が大嫌いな主人公「アニー」は、働こうともせず、日々をだらだら過ごしていました。
それを見かねた錬金術士である祖父は、アニーが寝ている間に「リゾート開発」計画に参加する錬金術士として、アニーをセラ島に送り込んでしまいました。
翌朝、目が覚めたアニーは状況が飲み込めず、さらには目の前に見たこともない妖精さんが!
「オイラはペペ。アニーに錬金術を教える師匠だ」
と、やったこともない錬金術を使って、リゾート開発に貢献しろといわれるのです。
まさに不幸のまっただ中にいたアニーでしたが、ここに思わぬ幸運が待ち受けていました。
リゾート開発に最も貢献したものには、マイスターの称号とともに、王子様と結婚し、何不自由ない生活が送れるかもしれないとなったのです。
俄然、やる気になったアニーは、新たな目標に目を輝かせるのでした。
「あたしやるよッ!! 立派な錬金術士になって、立派な玉の輿に乗ってみせるよッ!!」
キャラクター紹介
●アニー・アイレンベルク(CV:野中藍)
●ハンス・アーレンス(CV:杉山紀彰)
●ペペ(CV:沢城みゆき)
アニーのアトリエ〜セラ島の錬金術士〜 | |
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発売日 | 2009年冬発売予定 |
価格(税込) | 5040円 ※限定版「プレミアムボックス」同時発売予定 |
対応機種 | ニンテンドーDS |
ジャンル | 新感覚RPG |
CERO | 審査予定 |
発売元 | ガスト |
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