レベルファイブ、ロボットに変形する新ハード発表?――「LEVEL5 VISION 2008」(1/3 ページ)
レベルファイブの日野氏は高らかに「ROID」と名付けられた新ハードのコントローラを掲げてみせる。でもこれ、なぜか変形しますよ……? 9月26日に国際フォーラムで開催された新作発表会には、7つの驚きが用意されていた。
9月26日、東京千代田区にある国際フォーラムにおいてレベルファイブの新作発表会「LEVEL5 VISION 2008」が開催された。冒頭、挨拶に立った代表取締役社長の日野晃博氏は、レベルファイブ設立から10周年を迎えることができたことを感謝し、今回の「LEVEL5 VISION 2008」において、7つの驚きを用意したと自信を見せる。その中には、10周年記念タイトルとして前々から準備していたものもあると日野氏。そして、驚きの最後を締めくくるのが謎の変形する新ハード「ROID」の存在だった。
驚きその1:「レイトン教授」シリーズ
「LEVEL5 VISION 2008」は、基本的に日野氏を司会に、進行役として木佐彩子さんを迎えて行われた。最初に紹介されたのは、パブリッシャータイトルとして最初に発売し、人気となった「レイトン教授」シリーズの最新作「レイトン教授と最後の時間旅行」。11月27日に発売されることが発表され、新たにヒロイン・サリアス役に木村佳乃さんが、レイトンに相対するディミトリー役に上川隆也さんが声の出演をすると報告した。画面ではレイトン教授役の大泉洋さんやルーク少年役の堀北真希さん、ルーク青年役の小栗旬さんらのメッセージも上映。テーマ曲となったアン・サリーさんの「時間旅行」も公開された(ゲーム紹介記事はこちら)。
ちなみに、レイトン教授シリーズはモバイルでも展開する。まず10月6日より「レイトン教授モバイル」サイトがオープン。P906iにプリインストールしている、モバイル版「レイトン教授と不思議な町」がiモードメニューサイトでダウンロード可能なる。ほかにもナゾアプリ「ルーク少年のナゾブック」やシナリオアプリ「チェルミー警部の事件簿」などのオリジナルアプリも配信予定とのこと。「待受画像」や「きせかえツール」などのオリジナルケータイアイテムも予定している。
さらに、モバイルオリジナルストーリーとなる「レイトン教授と死鏡の館」が10月28日よりモバゲータウンより配信されることも発表。「モバゲータウン」用に制作されたオリジナルストーリーが用意される。「レイトン教授と死鏡の館」では、死者と話すことができる不思議な鏡が置いてあるというある館で起こるナゾの怪事件を解決することになる。
最後に日野氏は、以前発表されていた実写版のレイトン教授の映画化に加え、劇場版アニメの制作が決定したことも発表した。
驚きその2:「ATAMANIA(アタマニア)」シリーズ
すでにニンテンドーDSのひとつのビジネスモデルとして定着した感がある、いわゆる脳トレ系にレベルファイブも進出する。日野氏は、「レイトン教授」シリーズのナゾを選定するにあたり、ナゾ監修を務める多湖輝氏と打ち合わせている際、多くのナゾがレイトン教授では扱いづらいという場面に立ち会ったと語る。その多くのよくできたナゾたちをそのままにしておくのはもったいないと、手軽に遊べる「ATAMANIA(アタマニア)」シリーズを思い立ったのだそうだ。
そこで、「ATAMANIA(アタマニア)」シリーズとしてニンテンドーDSで発売されるのが、質問をしながら解答を導き出すいわゆるラテラルシンキングパズルと呼ばれている新発想ストーリー「スローンとマクヘールの謎の物語」と、名作パズルの王様「多湖輝の頭の体操」だ。「多湖輝の頭の体操」は、全4集として販売される(ゲーム紹介記事はこちら)。
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