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2度の挫折を乗り越えた独身ガルカが見た「FFXI」の素晴らしき世界感じるヴァナ・ディール(第5回)(1/2 ページ)

ヴァナ・ディールを旅して美しい風景と触れ合うSサイズのガルカのブラリ珍道中。今月のバージョンアップで、過去世界でもレンタルチョコボサービスがスタート! それを記念して、今回は過去世界を探索することにしました。そこで学んだ教訓は「チョコボ騎乗中も油断大敵」です。

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画期的なバージョンアップで「FFXI」の魅力が大幅アップ!

 9月9日に行われたバージョンアップでは、今までの「ファイナルファンタジーXI」のプレイスタイルを大幅に変える、まさに革命的とも言えるシステムの変更が実施された。それは「レベルシンク」と呼ばれるもので、レベル差がある冒険者同士でパーティを組んでも、メンバーのレベルがパーティリーダーと同一になるため、お互いのレベル差を気にせずにパーティを組めるという画期的なシステム。これによって今まで以上に野良パーティを編成しやすくなったのはもちろんのこと、気心の知れたLSのメンバーとも気軽にレベル上げを楽しむことができるのだ。

 ……とまぁ、やたらと説明的な文章でレベルシンクについて軽く紹介しましたが、当の僕は、最近レベル上げに力を入れていないので、まだ一度も体験したことがないんです。バージョンアップから約3週間。いろいろなエリアでレベルシンクでパーティプレイを楽しんでいる冒険者をちらほら見かけるので、このへんの事情はきっと皆さんのほうが詳しいはず。僕も来月からレベルシンクを利用したパーティプレイを存分に楽しみたいと思う。

 レベルシンク以外で個人的に気になっていたバージョンアップ後の変更点は、過去世界の3国とジャグナー森林[S]、パシュハウ沼[S]、メリファト山地[S]でレンタルチョコボが利用できるようになった点だ。残念ながら「チョコボホイッスル」で自分の育てたチョコボを呼び出すことはできないものの、レベル75でも危険なエリアが多い過去世界においてチョコボで移動できるのはうれしい。特に僕は禁断の口(現代のエリアと過去のエリアをつなげる門)を開通してからというもの、過去世界へはほぼカンパニエバトルを楽しむためにしか訪れていなかったので、これを機会になじみの薄いエリアを探検する良いチャンスだ。僕は早速、北グスタべルグにある禁断の口から過去世界へとダイブ。バストゥーク商業区[S]に設置されたレンタルチョコボからチョコボを借りて、過去世界へ飛び出した。

バストゥーク商業区[S]では出入口の近くに立っているNPC、Melinaがチョコボを貸してくれる。過去世界のレンタルチョコボは黒く、戦争真っ只中の世界に相応しい装飾品で身を固めている。普段は黄色のチョコボしか乗ったことがないから、新鮮でカッコイイぜ!!

山頂で今回の冒険の安全祈願

 レンタルチョコボにまたがり、颯爽と北グスタベルグ[S]を移動する。現代とは違って南グスタベルグへ行くことはできず(道が岩で封鎖されているため)、断崖によって東西が2分割されているのが特徴で、それ以外はほぼ現代の北グスタベルグと大差はない。しかしスパイダー族やウィヴル族といった、現代の北グスタベルグにはなじみのない敵が生息しているので、低レベル帯で何の準備もなくエリアを徘徊するのは危険。もちろん、高レベルの冒険者もゴブリン族に襲われることがあるので油断は禁物だ。

 以前、北グスタベルグを紹介した時に登った山は過去世界でも健在だったので、とりあえず僕はその山に登ってみることにした。山頂には現代と同様に、パルブロ鉱山を開拓して命を落とした者たちを祭る碑石「Monument」が立てられていた。チョコボに乗っていたので祈りを捧げるアクションは起こせなかったが、心の中で開拓者たちの冥福すると同時に、今回の冒険が無事であるようにと祈った。

チョコボに乗ったまま、碑石を黙って見つめるガルカ。旅の無事を祈ったにも関わらず、今回はそれが天に届かなかったことをあとで知ることに……
断崖から見下ろす北グスタベルグ[S]の風景。ちなみに断崖を下る経路のところにNPCのLycopodium(リコポディウム)が立っており、このNPCと会話したあと現代の北グスタベルグと同じ場所で特定の花をトレードすると、断崖を上がれるようになるのだ。知らなかった……

その他の北グスタベルグ[S]の風景

水色が爽やか過ぎる青空。そこに浮かぶ太陽が大地を照らし、美しい景色を彩る。夜空を見上げると彗星(?)が落下している姿が見られる
チョコボ騎乗中でも、ゴブリン族が仕掛けるGoblin Mineという爆弾に触れるとダメージを受けてしまう。チョコボに乗っているからといって、決して油断しないように!

南グスタベルグ同様に、パルブロ鉱山(写真左)やムバルポロス(写真右)へ通じる道も封鎖されている。ちなみにパルブロ鉱山へ通じる道付近にはクゥダフ族が徘徊

グロウベルグでいろいろ初体験

 チョコボに乗ったまま北グスタベルグ[S]の門を抜けて、僕はグロウベルグ[S]へと到着した。ここは現代では存在しないエリアで、現代のマップから想像するとコンシュタット高地の東側に位置するエリアだろう。初めてここを訪れたときはマップを持っておらず、ひたすら南下してバストゥーク商業区[S]を目指していたので、じっくりと探訪したことがない。今はカンパニエバトルが発生したときだけ訪れることがあるものの、その際はテレポサービスを利用して拠点を目指すだけ。つまり僕は、グロウベルグについて何も知らないのだ。マップは既に入手していたので、それを頼りにとりあえず移動することにした。今まではテレポサービスの到着地点から拠点へ向かう短い距離しか移動したことがなく、目に入る敵と言えばウィヴル族、クゥダフ族、樹人族(若木)くらいなものだったが、奥に進むにつれてヒッポグリフ族やワイバーン族といった見慣れぬ敵と遭遇したときは身の危険を感じてしまった。これはチョコボに乗らないと危険だぜ……!

草影に隠れているヴァナ・ディールで最小の敵、チゴー族。最初はテントウムシのつがいかと思った。チョコボに乗っていなければ今頃は……
ヒッポグリフ族は「プロマシアの呪縛」で追加された敵らしいが、実際に見るのは今回が初めて。なかなか強そうでカッコイイではないか。G-7〜G-8付近に数多く生息している
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