しょこたんプロデュース「スカシカシパンマンDS」って何?:東京ゲームショウ2008 インターチャネルブース
インターチャネルは2009年2月発売予定のニンテンドーDSソフト、「スカシカシパンマンDS『しょこたん』こと中川翔子プロデュース」のステージイベントを実施。残念ながらしょこたんには会えなかったが、代わりに謎のヒーロー(?)スカシカシパンマンに会ってきました。
スカシカシパンDSの中身を紹介する前に、そもそも「スカシカシパン」について解説しよう。しょこたんこと中川翔子ファンには説明不要なのだが、スカシカシパンはウニの一種で、円盤状のボディにすかし模様が入っている。海岸に打ち上げられた姿を見かけることは多いが、生きたスカシカシパンを偶然プレゼントされたのが、しょこたんとスカシカシパンとの最初の出会い。そのユニークな形状と名前にすっかり魅せられた彼女は、スカシカシパンを自身のブログで紹介。さらに、擬人化したスカシカシパンマンのイラストと設定を公開したのがきっかけで、このキャラクターがやがてケータイ配信のアニメへ、ついにはこの「スカシカシパンマンDS」というゲーム集にまでなってしまった、というわけだ。
肝心のゲームだが、潮干狩りや釣り、ひたすら納豆をかき混ぜたり、敵から逃げ続けるといったミニゲーム全40種を収録し、東京ゲームショウ2008では、そのうち16種類を実際にブースで遊べる。実際にいくつかプレイしてみたのだが、制限時間内に打ち寄せる波を避けつつ、ひたすら貝を掘るというようなシンプル極まりないゲームなのに、なぜかムキになって黙々と操作してしまうハマり要素がある。また、かわいらしい女の子キャラクター「エイ子」の声は、中川翔子さんが担当しているので、ファンにはたまらないポイントだろう。
元々がブログで紹介されたウニ、という非常にマイナーなネタをベースにしているため、主なターゲット層はやはり中川翔子さんのファン、そして12〜17歳ぐらいの男の子。購入特典にもありきたりな物ではなく、スカシカシパンを最初から知っているような、とがったユーザー向けの内容を用意する予定だと言う。
ステージイベントでは同社ゲームコンテンツグループ 山口知子氏がスカシカシパンマンDSの生まれるまでを紹介した後、スカシカシパンマンと可愛いエイ子が登場。山口氏の解説によると、スカシカシパンマンの特徴は「マッハ3で走る」「スカシ穴から女性を透かし見る」という、大変個性的なキャラクターだ。素敵なダンスに続けて一緒に写真を撮れるサービスも準備されていたのだが、希望者が非常に少なく、とても残念そうなスカシカシパンマン。10月11日からの一般公開日には、同社ブースで「スカスカじゃんけん大会」が行われるので、もしかしたらスカシカシパンマンが登場するかもしれない。その時には優しく接してあげよう。スカシ穴からあなたを透かし見てくれるかもしれない!
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