タイトーブースの目玉は「ガーデニング」と「クッキング」!?:東京ゲームショウ2008
「庭」をイメージしたと思われる、ゆったりしたブース構成が特徴だったタイトー。今年の主役はズバリ、「ガーデニング」と「クッキング」だ。
今年の出展メーカーの中でも、ちょっと変わったブース構成で目を引いたのがタイトーブース。初お披露目となったDS「ガーデニングママ」にちなんでか、ブースのほぼ半分がひろびろとした庭のようになっており、来場者はイスに腰掛けながらゆったりゲームが楽しめるという趣向。会場内を歩き回るのに疲れた人は、休憩がてら立ち寄ってみてもいいかもしれない。
クッキングの次は「ガーデニング」!?
今回が初のプレイアブル出展となったDS「ガーデニングママ」は、タイトルからもわかるとおり、同社の人気シリーズ「クッキングママ」のガーデニング版といったところ。
料理の代わりに、今作ではタッチペンをシャベルやじょうろに見立てて、種をうえたり、水をあげたりしながら野菜や花を育てていくことが可能。できあがった花や野菜を友達にあげたり、手に入れた鉢やプランター、ガーデニング家具などを使って庭の飾り付けをしたりといった楽しみもあり、小さな子供でも手軽にガーデニングの面白さが体験できるのが特徴だ。発売日は今冬、価格は5040円(税込)を予定。
Wiiの「クッキングママ」もさらにパワーアップ
待望のWii版「クッキングママ」シリーズ第2弾、「クッキングママ 2 たいへん!! ママはおおいそがし!」も、「ガーデニングママ」と並ぶ目玉タイトルとして注目を集めた。
前作との大きな違いは、グラフィックが2Dから3Dへと一新され、料理シーンの臨場感がさらにアップしていること。また今回から、ママやほかのキャラクターたちと一緒に料理をすることも可能になり、失敗しそうになってもママが助けてくれる「ママイベント」など、新たな要素も多数追加されているとのこと。
料理のバリエーションは、世界各国から選りすぐりの50種類。価格は6090円で、12月4日発売予定。
さらにマニアックに進化!? 「鉄道ゼミナール−大手私鉄編−」
今年3月に発売された「鉄道ゼミナール -JR編-」に、早くも続編が登場。その名のとおり、今作では東武鉄道や京成電鉄など、全国の大手私鉄全16社のデータを収録しており、クイズ形式で楽しみながら、身近な私鉄についての知識を深めていけるのが特徴となっている。「JRなんて身近にねぇよ!」という人にとっては、待ちに待ったタイトルと言えるかもしれない。
2日目に行われたステージイベントでは、本作のプロデューサーであるタイトー・津田洋介氏も登場。実際にソフトを触りながら、本作の各モードを紹介していった。
新モードで面白そうだったのが、自分だけのレイアウトを作って遊ぶことができるオマケモード。タッチペン操作だけで簡単にレールや建物、植物などを配置することができるのはもちろん、さらにゲーム中に手に入れた電車フィギュア(ミニトレ)を自由に走らせ、プチ「電車でGO!」として楽しむこともできるというもの。とてもおまけとは思えない作り込みようで、本編そっちのけでハマってしまう人も多そうだ。
ほかにも津田氏は、本作のメインモードである「鉄道ゼミナール」モードや、気力が続くかぎりひたすら問題に答え続ける「サバイバル」モード、気軽に“鉄っちゃん”度が測定できる「おためし検定」モードなどを紹介。「おためし検定」モードの紹介では、美人広報の宮野さんが飛び入りでチャレンジしたが、広報なら当然満点……と思いきや、結果は10問中7問正解の「準急列車級」という何とも中途半端な結果に終わり、津田氏の失笑を買っていた。
価格は5040円(税込)で、発売日は今冬を予定。
その他の出展タイトル
同社ブースではこのほか、12月発売予定のDS「スペースパズルボブル」、Wiiウェアで現在配信中の「SPACEINVADERS GET EVEN 〜逆襲のスペースインベーダー〜」の2タイトルが出展されていた。
- スペースパズルボブル
- SPACEINVADERS GET EVEN 〜逆襲のスペースインベーダー〜
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 東京ゲームショウ2008 タイトーブース:山ちゃんが料理の腕前を披露――「クッキングママ 2」イベント
タイトーブースに登場したのは、南海キャンディーズの山ちゃん。「クッキングママ 2たいへん!! ママはおおいそがし!」で「きなこもち」を作ってみせた。 - 特集:東京ゲームショウ2008特設サイト