新人声優大集合!でやたらと盛り上がった、ステージイベント 「ゲームポットの“声”騒ぎ」:東京ゲームショウ2008 AT-Xエンタメch.ステージ
TGS2008一般公開日の1日目にあたる10月11日、AT-Xエンタメch.ステージでは午後4時より、ゲームポットの「トキメキファンタジー ラテール」紹介イベントとして、「ゲームポットの“声”騒ぎ」が行われた。同ステージではこの日一番の盛り上がりじゃないかと思うほど、にぎやかかつ大混雑だったイベントの様子をお届けしよう。
「ゲームポットの“声”騒ぎ」とは、70人から選ばれた新人声優12人のうち8人がステージに登場し、トークやアテレコで自分をアピール。最終的にMVPに選ばれれば、「いつか声優として起用される権」を獲得できるというイベントだ。ゲスト審査員は「銀装騎攻オーディアン」の神月奈緒役、「まほろまてぃっく」の安藤さん役などで知られるベテラン声優、今井麻美さん。また、同ステージイベントでは2日わたり「トキメキファンタジー ラテール(以下、ラテール)」、「スカッとゴルフ パンヤ」、「ファンタジーアース ゼロ」」 の3タイトルに関する最新情報も発表される予定だが、初回はラテールにスポットがあてられている。
イベントでは簡単にラテールのゲーム紹介が行われた後、ゲスト審査員の今井さんが登場。さらに「1人では心細いから」と、先のステージで一緒だったという中村繪里子さんまで、飛び入りゲストとして来てくれた。続いては8人の新人声優さんによる自己紹介なのだが、最年少は日高里菜さんで、なんと14歳! 最近は声優といっても女性の場合、キャラが立ってないと大変なのねぇ……とシミジミかんじてしまうような個性的自己紹介が多く、日高さんにはぜひ所先輩方の良いところだけを学んでほしいものである。余計なお世話だけど。
自己紹介のあとは、いよいよMVPを決めるための3つのコーナーが行われた。まずはオンラインゲームのイベントということで、実際に普段どんな姿でオンラインゲームをプレイしているのか、私生活をちょっと垣間見れる「ただいまプレー中!」から。皆さん長時間のプレーはアゴと首が疲れるからとばかりに、クッションをあごの下に敷いてプレーする、ひどい写真を公開。さらには「自宅にネット環境がない」という内田彩さんは、ネットカフェから接続している写真であった。同じ事務所の子からは「ネット環境どころか、電話もFAXもないので仕事のやりとりが大変なんです」と暴露される始末。今井さんは「貢いでもらいなさい」と悪魔のアドバイスをしていた。
2つ目は「ラテール de アテレコ」。こちらはラテールのエモーションを利用した短い動画を用意し、その場で考えたセリフをアテレコしてもらうという、新人声優にはぴったりのコーナーだ。最後は「わたしのトキメキ体験」と題して、ラテールプレイ中にかんじたトキメキを語ってもらうことに。ラテールでは地面を掘るとランダムにアイテムが出てくるシステムになっており、「プレイ中に2時間ずっと地面を掘り続けている男性キャラがいて、その背中にほれました。思わずキャラの後を追いかけていったけれど、ワープポータルに入られて見失ってしまった」「初心者向けチュートリアルマップの、攻撃方法を教えてくれる関西弁をしゃべるNPCが好きで、何度も何度も話しかけた」など、さりげなくオンラインゲームらしさを織り交ぜたトキメキトークが発表された。
以上3つでMVPを選ぶためのアピールタイムは終了。何をどう審査したのかはさっぱり分からないが、MVPに輝いたのは食べ物モノマネで声優よりも芸人と呼ばれた、池田愛さんに決定した。ところでゲームポットさん、「いつか声優に起用される権」って、いつなんでしょうか?
また、イベント中にはラテール最新情報として、「スレイヤーズ×トキメキファンタジー ラテール」のコラボ企画が発表された。ゲーム内実装は10月下旬を予定しており、詳しい時期や内容については公式サイトにて近々に発表されるそうだ。ラテール&スレイヤーズファンの方はこまめにチェックしておこう。
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