東京ゲームショウ2008閉幕――昨年を上回る19万4288人の入場者数を記録:東京ゲームショウ2008
幕張メッセで開催されていたTGSが10月12日閉幕した。ビジネスデーでは大幅に前年を下回ったものの、一般公開日にそれを取り戻すかのような人手を記録。入場者は昨年を上回った。
社団法人コンピュータエンターテインメント協会(以下、CESA)が主催するは東京ゲームショウ2008が10月12日閉幕した。4日間のトータルの入場者数は19万4288人と、昨年を上回る結果となった。
10月9日(木)〜10月12日(日)の期間中、幕張メッセで開催された「東京ゲームショウ2008」(以下、TGS)は、ビジネスデイと一般公開日を合わせて4日間。「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(CoFesta)」のオフィシャルイベントでもあった。
今年はなんといっても次世代ゲーム機の注目タイトルがそろって出展されており、それらのタイトル目当てでビジネスデイでは大幅に入場者数を落としたものの、一般日になってぐんと伸ばした。あいにく一般公開日の初日は朝から雨模様だったものの昼前には晴れ間ものぞき、天気が回復。昼過ぎからも続々と入場者数を増やし続けた。記事でも紹介したが、「モンスターハンター3(トライ)」が一番の人気で、初日は開場わずか数分で入場規制となるほど。ほかのタイトルも次々と入場規制や受付終了の立て札が掲げられていった。
その「モンスターハンター3(トライ)」人気の影響か、もっとも混雑したのがカプコンとスクウェア・エニックス、そしてマイクロソフト、エレクトロニック・アーツブースが囲む交差点付近で、ひどい時には一歩も進むことができないほどだった。各日の入場者数は以下のとおり。カッコ内は昨年の入場者数だ。
10月9日 | 2万7305人(29783人) |
10月10日 | 2万4178人(3万2390人) |
10月11日 | 7万1639人(6万4795人) |
10月12日 | 7万1166人(6万6072人) |
相変わらずどこに行っても人の列が絶えず、ゲームを手に取って遊べるというゲームショウであるはずなのに、実際には試遊するタイトルが限られるという矛盾は例年どおり。そのせいか、昨年入場者数を伸ばしたキッズコーナーの入場者数はその数を減らす結果となっている。この入場者数の内訳を見ると、本来の意味でのゲームを体験するということを目的意外の入場者がそこそこ多いのではないかと推測できる。
なお、来年の東京ゲームショウは、2009年9月24日(木)、もしくは9月25日から、9月27日(日)まで幕張メッセで開催するとCESAはアナウンスしている。ここ2年と同様にビジネスデー、一般デー合わせて4日間の開催とするのか、それとも3日間にするのかは、今後協議のうえ決定するものと思われる。
やはり締めは、東京ゲームショウの華、各ブースコンパニオンたちによる、恒例の最後の送り出しのご挨拶で。それでは、気が早いですが、来年のゲームショウでお会いしましょう!
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