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新騎乗ペットはドラゴン!? 新情報も飛び出した「ラグナロクオンラインファン感謝祭2008」(1/2 ページ)

年に一度の「ラグナロクオンライン」ファンイベント「ラグナロクオンラインファン感謝祭」が、今年も10月25日、東京・有明のディファ有明にて開催された。間もなく発売となる「ラグナロクオンラインDS」のプレイリポートと合わせ、会場の様子をお届けしよう。

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2004年から数えて、今年で5回目となるファンイベント。今年の参加者は3000人以上にのぼった

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは10月25日、有明のイベントスペース・ディファ有明にて「ラグナロクオンラインファン感謝祭2008」を開催した。

 「感謝祭」の名前で開催されるのは2回目だが、それ以前にも「RJC(RAGNAROK ONLINE Japan Championship)」の決勝トーナメントを兼ねたファンイベントとしては何度か開催されており、「ラグナロクオンライン」プレイヤーにとってはもはやおなじみのイベントと言ってもいいだろう。会場では10月18日にフィリピンで開催された世界大会「RWC(RAGNAROK ONLINE World Championship)」の結果報告が行われるとともに、特別ゲストを迎えてのステージイベントや、「ラグナロクオンライン」の今後の展開に関する発表などが行われた。

「ラグナロクオンラインDS」クリアするとPC版で何かが起こる!?

 最初に行われたのは、先週フィリピンで開催された、世界ナンバーワンギルド決定戦「RWC 2008」の報告会。世界12カ国から代表ギルドが集まった今年の「RWC」だが、その中で見事優勝に輝いたのは、激戦の末、決勝で韓国を破ったタイ。会場では決勝戦の様子も上映されたが、5本勝負(3本先取)の最終ラウンドまでもつれ込む接戦で、両国ともまさに決勝にふさわしい健闘を見せていた。これでタイは昨年に続き大会2連覇となり、その強さをあらためて証明した格好だ。

 ちなみに我らが日本は、抽選でシードに選ばれるも、2回戦で開催国・フィリピンに敗北。惜しくも緒戦敗退に終わってしまった。他の国に比べて日本はあまりPvPが盛んではなく、どうしても現状、十分な練習量を確保しにくいという問題がある。このあたりは運営も含め、今後の課題として取り組んでいく必要がありそうだ。

つい1週間前に開催されたばかりの「RWC2008」リポートからイベントは幕を開けた
フィリピンと戦う日本チーム。早々にプロフェッサーが凍結してしまったのが痛かった
韓国も2本目、3本目をとり一時は優勝にリーチをかけたが、そこからタイが逆転した格好に

 続いてステージでは、ガンホー・ワークスより12月18日発売予定の「ラグナロクオンラインDS」について、同社の大場規勝社長、およびガンホー・オンンライン・エンターテイメントの森下一喜社長を交えてのトークショウが行われた。

 今回、ハードにDSを選んだ理由について森下社長は「タッチペンとの相性がよく、ネットワークを生かした遊び方も提案できる」ためと説明。また大場社長は、本作の開発を依頼されるまで、実は「ラグナロクオンライン」で遊んだことがなかったと告白。しかしその後実際に遊んでみて、1人だとなかなかレベルが上がらないことに驚いたり、また通りすがりにかけてもらった回復魔法に感動したりするうち、“PC版の良さは生かしつつ、コンシューマーRPGの王道を目指す”というコンセプトが固まっていったのだそう。またDS版の初回特典として付属するアイテムのひとつ「アウドムラの恩恵」(装備して戦うと、獲得経験値が5%増加)については、「僕がまさに欲しかったアイテム」だと語り、会場の笑いを誘っていた。

 そのほかトーク内では、ゲームクリア後に表示される「プレゼントアイテム」のパスワードをPC版で入力すると「何かが起こる」(森下社長)という新情報も。詳しい内容については不明だが、どうやらDS版のゲーム内でカギとなる“3つのアイテム”にちなんだイベントがPC版でも発生することになる模様。あとはぜひ、自分の手でゲームをクリアし、確かめてみてほしい。参考までに、「普通に遊べばクリアまでは約50時間ほど、アコライトだともうちょっとかかるかも……」(大場社長)とのことだった。

主人公「アレス」、ヒロイン「シェラ」の2人を中心に、オリジナルストーリーが展開されていく
DS版オリジナル職業のひとつ「シャーマン」。攻撃、回復どちらにも長けた万能職業だ
開発の経緯について「いずれは家庭用でもリリースしたいと考えていた」と語る森下社長

ルーンナイトの騎乗ペットはなんと――ドラゴン!?

 もちろん、PC版「ラグナロクオンライン」についての新発表も行われた。会場で上映された「グラヴィティ社突撃訪問取材」映像では、まだ開発中だという“ルーンナイト用騎乗ペット”や、“メカニック用ロボット”などのデザインも公開され、来場者たちを驚かせた。

 そして映像が終わると、ステージにはなんと「ラグナロクオンライン」の原作者であるイ・ミョンジン氏と、開発本部長のホン・サンギル氏が登場。事前情報にもなかった特別ゲストに、来場者も大興奮。ホン氏の補足によれば、ルーンナイト用のペットは、「“ペコペコ”の言わばアップグレード版」で、竜ならではのさまざまな専用スキルも使えるようになる模様。またロボットはメカニックが乗り物として使用するもので、カートとの併用はできないものの、戦闘時に使えばモンスターとの戦闘がより楽になるとのことだった。

 今後の展開としては、毎年恒例となったイベント「ハロウィンパーティ2008」が今年も10月28日から11月11日にかけ開催されることなどが明らかに。また、すでに実装が予告されていた「攻城戦 Second dition」については、11月中の実装を目標に現在鋭意調整中だという。そのほか2008年から2009年にかけ「6th Anniversary Event」、「Xmas Event」、「アカデミーシークレットストーリー第3話」、「お正月イベント」などの各種企画・イベントのほか、「戦場システム」、「メモリアルダンジョン」などの追加が予定されている。

突然の来日で会場を沸かせた、イ・ミョンジン氏(右)とホン・サンギル氏(左)
突撃映像のなかでちらりとその姿を確認することができた、「メカニックの乗り物(?)」
「攻城戦 Second Edition」をはじめ、さらなる新要素の実装スケジュールについても少しだけ公開された

スクリーンにはさらなる新着映像も。上はルーンナイトの槍スキル、そして下がペットのドラゴン
現在開発中だという、アークビショップ、レンジャー、ウォーロックの歩きモーション

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