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ロード・ブリティッシュ、12日間の宇宙旅行から無事帰還日々是遊戯

ゲームファンの間では“ロード・ブリティッシュ”の愛称で親しまれ、現在は韓国NCsoftの北米地域担当CEOを務めるリチャード・ギャリオット氏。10月12日から12日間にわたり宇宙へと旅立っていた同氏だが、このたび無事に地球へ帰還したとのこと。

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父親も宇宙飛行士だったとは知りませんでした

 アメリカの宇宙旅行会社スペース・アドベンチャーズによると、去る10月24日(アメリカ時間では23日)、「ウルティマ」シリーズの生みの親であり、ゲームファンの間では“ロード・ブリティッシュ”の愛称で知られるリチャード・ギャリオット氏が、12日間の宇宙旅行を終え、無事に地球へ帰還したとのこと。

 ギャリオット氏を乗せた有人宇宙船「ソユーズTMA-13」は、日本時間10月12日、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地より打ち上げられ、14日には国際宇宙ステーション「ISS」とドッキング。その後ギャリオット氏は約10日間にわたりISS内に滞在しつつ、スポンサー企業による各種実験に協力、24日昼ごろ、無事に地球へと帰還した。

 民間での宇宙旅行者としては歴代6人目。加えてギャリオット氏の父親、オーウェン・ギャリオット氏は元・NASAの宇宙飛行士でもあり、アメリカ人としてははじめて、親子二代での宇宙進出を成し遂げたこととなる。なんとも途方もない話だが、「ウルティマ」シリーズのファンとしては“ロード・ブリティッシュ”の名前がゲーム史のみならず、宇宙史の1ページにもこうして刻まれた点は素直にうれしく感じる。

 ちなみにギャリオット氏が現在開発中のMMORPG「タブラ ラサ」の英語版公式サイトでは、同氏が宇宙滞在中に送ったとされるメッセージも掲載中。一見しただけでは意味不明なこのメッセージは、「タブラ ラサ」内で登場する“エロウ”という種族が用いる宇宙言語で書かれたものだそう。意味はリンク先に書かれているが、なるほど、言われてみればそう読めなくもないような……。ヒントは、宇宙に興味がある人なら一度は耳にしたことがあるであろう“ある有名な言葉”です。

 そのほか今回の旅行内容については、ギャリオット氏のブログ「RICHARD GARRIOTT'S SPACE MISSION」に詳しく書かれている。なお気になる旅行費用は、あくまでウワサですが「3000万ドル(約30億円)以上」だそうです。

ギャリオット氏が宇宙から地球に向けて送ったメッセージ。ノーヒントで読めた人はスゴい
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