ハートフルがキーワード――王道カジュアルMMORPG「Legend of LUNA」先行プレイリポート(1/2 ページ)
NHN JapanのMMORPG「Legend of LUNA」の先行プレイで分かった“ハートフルさ”をあますところなく紹介したい。
11月20日よりプレオープンサービス開始となる、NHN JapanのMMORPG「Legend of LUNA」。韓国では「LUNA Online」として、すでに2007年12月から正式サービスされている本タイトルは、“ハートフルファンタジー”をキーワードに、可愛いキャラクターやモンスターといった見た目に加えて、プレイヤー同士の助け合い・繋がりに重点を置いた、コミュニケーションを促進するための各種機能が実装されている。今回プレオープンサービス前に、メディア向けの先行プレイを体験してきた。プレイできたのはキャラクター作成から序盤までと、アバターアイテムや釣りシステムなどのごく限られた部分ではあったが、「Legend of LUNA」らしさが分かるスクリーンショットをたくさん撮ってきたので、紹介していこう。
2つの種族と3つのジョブから選んでキャラ作成
まず最初にLegend of LUNAはインタフェースや操作性を含め、たいへんオーソドックスなライト系MMORPGである。序盤のプレイでは既存のMMORPGと比較して特長的な部分は見当たらないが、その分オンラインゲームに一度でも触れたことのあるプレイヤーならば、説明なしでもサクサク進められる分かりやすいシステムになっている。本リポートでも、とりあえずはキャラクター作成から順を追って解説していく。
キャラクターは「エルフ」「ヒューマン」の2つの種族から選べ、それぞれ男女の性別がある。エルフは初期ステータス値でINTやDEXに優れ、ヒューマンはバランス型という多少の違いがあるが、職業は種族に関係なく「ファイタ」「メイジ」「ローグ」の3つが用意されている。ある程度、種族と職業の適正はあるだろうが、最初はそこまで悩まずに、とりあえず外見や好みでキャラクターを作成しても問題なさそうだ。あとは顔と髪型のタイプを選び、名前をつければゲーム開始となる。キャラクタースロットは5つ確認できたが、正式サービスまでに全て開放されるかどうかは不明。
また、テストプレイを行った時点では未実装であったが、日本独自の仕様としてキャラクター作成後には、NPC「ルナ」によってなぜプレイヤーがこの世界に降り立ち、何のために戦ったりクエストをこなすのか? というバックストーリーが説明してくれるらしい。
今回はチュートリアル無しの韓国バージョンゆえに、エルフでローグな新規キャラクターは、村とも呼べない小さな初心者エリア「派遣隊駐屯地」からゲーム開始となる。まずはここで、最初の簡単なクエスト依頼をいくつか受け、言われるがままに駐屯地の外にいるモンスターを倒すのがお約束。クエスト報酬は経験値やお金だったり、回復アイテムなど序盤には役立つものばかりなので、すぐにレベル4〜5には成長できるはずだ。
アイテムが足りなければ座ってHP/SPの回復も可能。ただし、「Legend of LUNA」のモンスターは基本的にすべてアクティブなので注意が必要だ。モンスターごとにプレイヤーを感知する距離が異なるだけで、最弱モンスター「スライム」ですら近づきすぎれば襲ってくるため、回復しながら席を離れるという時などは、安全な駐屯地まで毎回戻っておこう。
基本操作はほとんどマウスのみで、移動は目的地を左クリックし、モンスターをシングルクリックするとターゲット、ダブルクリックすれば自動的に相手が倒れるまで攻撃が始まる。あとは覚えたスキルを設定しておいたショートカットを押せば、攻撃や支援スキルを使ってくれるというスタイルだ。消費アイテムとスキルにはディレイが生じるため、使うスキルの順番やHP回復タイミングを考えるのはプレイヤー次第である。経験値バーが100%になればレベルアップし、ステータスへのボーナスポイントを獲得。これを割り振ることで自分だけのキャラクターを育成できる。転職後に覚えられるスキルには、ステータス値に依存するものもあるため、同じ職業でもタイプによって戦闘スタイルは異なってくる、というわけだ。
テストプレイでは初期装備のままでモンスター討伐系のクエストをいくつもこなしたが、回復アイテムもさほど使わないまま20分程度でレベル5になれた。
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